この「菌の窓」ラジオは、シンバイオシス株式会社の研究員である清水真(しみずしん)と山本千尋(やまもとちひろ)が、腸内細菌をはじめとする微生物についてゆるく、けれども熱く語るラジオです。 ラジオ名の由来はwindow of opportunityという英語表現から取っていて、直訳すると「機会の窓」です。 近ごろ、生後数年に腸内細菌と適切な関係を築くことの重要性を指してwindow of opportunity という言葉が使われることが増えてきました。生後数年の過ごし方はもちろん重要ですが、すべての人に細菌をはじめとする微生物と良好な関係を築く機会を持ってほしいという願いを込めて、「菌の窓」というラジオタイトルを付けました。 月に1-2回程度、大体1回20-30分程度の内容になる予定です。目に見えない微生物のことを思い浮かべながら聞いていただけると嬉しいです。
2026年9月30日 · 19:05
細菌は、私たちを病気にするだけではない。 私たちの免疫力を育ててくれている。 その事実を知っているあなたは、腸内細菌玄人です。 でも、細菌を含めた微生物そのものが「免疫」なのだとしたら? 私たちよりもずっと昔から、圧倒的な情報量とスピードで進化している菌たちの働きを紹介します。 全体のテーマ:細菌が私たちに「免疫」を教えてくれる…
2026年9月29日 · 23:23
なにか病気を経験したり、体が弱かったり、だんだんと年を重ねたり、そういった日々のなかで「健康的な生活」にギアチェンジしていくことがあると思います。 何かしら健康を意識した生活をしている人は、健康を失った、あるいは失いかけたからこそそうしている気がする。 もちろんそれは素晴らしいことです。…
2026年8月31日 · 21:28
腸内細菌にエサを与える、発酵食品を摂ると善玉菌が増える、などといったフレーズが馴染みのあるもになりました。 でも私たちの「腸活」は、すべて人間目線です。 細菌たちの目線から見てみると、私たちと彼らの関係が新鮮に見えてくるかも。 全体のテーマ:腸内細菌はあなたの知らないところであなたのダメージを軽減している ①菌は宿主の状態に合わせてバランスや機能を変える…
2026年8月18日 · 20:03
便意は好きですか? 私は好きです。 でも、便意を感じないままにいつのまにか便秘になっていたり、 お腹を壊していや〜な便意が襲ってくることもあります。 健康で気持ちのいい便意を感じて、快便生活になるための秘訣はあるんでしょうか? 全体のテーマ:気持ちのいい便意を感じる自分を目指してやるべきたった1つのこと ①いい便意と悪い便意…
2026年8月4日 · 19:11
気軽に飲んだつもりの胃薬が原因で精神病院にかからないといけなくなった人… その人を救った精神科医のすごさと、そういう人に巡り合ったその人の「徳」のようなものを、微生物的な視点から考えてみます。 小テーマ: ①胃薬のタイプによってはせん妄症状が出ることがある ②医師と患者の1対1のコミュニケーションの重要性 ③微生物は天然キャラ? 一番伝えたいこと:…
2026年7月21日 · 21:46
ムダ毛は全部なくしたい? そんな美意識の高い方に、ちょっと立ち止まって考えてほしい脱毛と細菌のお話。 薄毛のお話、腸の中の毛のお話も出てきます。 小テーマ: ①脱毛で細菌はどう変わる? ②毛の役割 ③腸内環境にも毛がある 番組へのメッセージ https://forms.gle/7eKQvZbZgsANqbMS9
2026年7月7日 · 21:33
食べたくないけど、食べてはいけないけど、食べてしまう。 どうしても甘いものが我慢できない。 スイッチが入ったら過食してしまう。 こういう経験はありませんか? それ、あなたの意志の問題ではないかもしれません。 腸内細菌のことを知って、食べたいものを食べたいときに食べたいだけ食べて健康になる生活を目指しませんか? 小テーマ: ①デブ菌のいないぽっちゃり系…
2026年5月27日 · 24:25
ストレスがかかると、胃がいたくなるタイプですか? お腹の調子が悪くなるタイプですか? それとも両方? 腸内細菌たちは、私たちがストレスに気づく前からストレスに対応していると言われています。 今日はストレスをポジティブに受け止める方法についてのお話。 全体のテーマ:ストレスと腸内細菌の関係は、動物実験より奥深い 小テーマ: ①ストレスがかかると胃と腸に来る…
2026年5月12日 · 32:32
腸活を頑張っている皆さんの中には、腸内フローラ検査というものをしたことがある方がいらっしゃるかもしれません。 その結果、 「◯◯という病気リスクが高い◯◯菌が0.5%います」(エッ) 「痩せ菌である◯◯は0%です」(ガーン) みたいなことがわかったかもしれません。…
2026年4月29日 · 24:37
いろんなことが予測可能になって、いろんなリスクに対策が取られ、いろんなことが実現可能になった現代。 「ライフプラン」なんてものが存在し、死は私たちにとって遠いものとなりました。 妊娠や出産で命の心配をすることもほとんどなくなりました。 けれど、妊娠や出産はまだまだ人間のコントロールが及ばない領域がたくさんあります。…
2026年4月15日 · 22:27
緑がいっぱいの環境に行くと、なんだか元気になった気になりませんか? 緑の絶対的な量だけではなく、その緑の質、つまり植物の種の多様性の高さなども関係しているそうです。 実はその背景に、微生物の存在があるかもしれないという研究が示され始めています。 では、人間以外の動物と触れ合うことで、微生物はどのようにふるまうのでしょうか?…
2026年4月1日 · 27:18
全体のテーマ:ASD児への腸内細菌叢移植の裏側を菌液職人と語る【特定臨床研究の論文公開へのお礼】 ①特定臨床研究へご協力いただいた皆さまに菌液職人からお礼の言葉 ②移植菌液に単一ドナーを用いた理由 ③腸内細菌は「くすり」じゃない 一番伝えたいこと:その人の持っている「尖りすぎている部分」を希釈するという考え方…
2026年3月19日 · 28:19
「昔は良かった」という言葉、よく聞きます。 自分の幼少期や、歴史から学んだことと、目の前の状況を照らし合わせたときについ出てしまう言葉なのかもしれません。 でも、昔の延長で今があるのです。 だから、過去から学ぶことはあっても、これからの基準は過去に求めるのではなく、今の私たちが考えていかないといけません。…
2026年3月5日 · 31:23
腸内細菌のバランスが私たちの健康を左右しうるということが、研究によって明らかになってきています。 中でもよく言及されるのが「多様性」という言葉です。 腸内細菌の多様性は、ほぼポジティブな意味で使われていますが、腸内細菌が多様であるとはどういう状態を指すのでしょうか? 多様性は、高ければ高いほど健康にはいいのでしょうか?…
2026年2月19日 · 19:33
健康習慣として、水(または白湯)を一日◯リットル飲みましょう〜 という話を耳にしたことのある方は多いと思います。 でも、水を飲んでいるつもりなのに、身体の調子が優れなかったり、便秘になる。 もしくは、頑張っても一日1リットルも水を飲めない。 そういうことってないですか? 水を飲む、という行為には、思いの外深い意味がありました。…
2026年2月5日 · 15:54
寒い冬の楽しみといえば、あったかいお風呂に浸かる瞬間だという方も少なくないのではないでしょうか? わたしは、洗い場にいる時間をできるだけ少なくして、はやく湯船に浸かりたいという気持ちでお風呂に入っています。 同じような思いをお持ちの方に、今日は皮膚の微生物と、身体を洗うことの関係性についてお話しました。…
2026年1月8日 · 19:34
今回のテーマ:腸内細菌が喜ぶ食べものと、食べものの履歴書 小テーマ: ①腸内細菌は何を食べているのか? ②何を食べるかよりも「口から食べること」が大事 ③食べものの背景に思いを馳せてみる 一番伝えたいこと:食べることに意識を向けてみる 健康を語るうえで、腸、ひいては腸内細菌の状態が大事であるというのは、多くの方の知るところとなりました。…
2025年12月25日 · 27:27
腸内フローラ移植、腸内細菌叢移植、FMTなど、さまざまな呼び方がある治療法をご存知ですか? ざっくり言ってしまうと、「元気な人のうんこを、病気の人の腸に入れる」という方法です。 これにより、腸内細菌の働きが関与する疾患の改善を狙うという、世界中で研究が進んでいる画期的な方法です。…
2025年12月10日 · 16:25
今回のテーマ:微生物はなぜ昔からあの形のままなのか 小テーマ: ①生きものは微生物という共通祖先から始まり、大きく進化してきた ②細菌などの微生物は、あえて進化せずに共生を選んだ 一番伝えたいこと:微生物が選んだ共生という戦略 寒さ、暑さ、食べられること、飢えること。 生きものが生きていくうえで、ありとあらゆる環境ストレスがあります。…
2025年11月26日 · 19:14
今回のテーマ:海の細菌の遺伝子の73%は腸内細菌と共通している 小テーマ: ①見えるものの世界から見えないものの世界へ ②微生物、過去、歴史 ③海の細菌の遺伝子は驚くほど腸内細菌に似ている 一番伝えたいこと:見えないものの大きさを知ること 肉眼では見えないもの。 たとえば微生物やDNA、ナノバブル。…
2025年11月12日 · 21:40
テーマ:情報過多で消化不良になるのは人間か、細菌か ①世間のスピードが早すぎる ②情報のインプットと微生物 ③微生物の対応に宿主がついていけていない 一番伝えたいこと:情報の消化不良を減らすには「◯◯」をやめること 日々忙しなく暮らしていて、 余暇でさえも忙しなくスマホで何かを見ていて、 気がついたら呼吸が浅くなってちょっと苦しいことってないですか?…
2025年11月12日 · 21:50
テーマ:不安感は腸内細菌からのメッセージである ①不安の正体を見極める ②腸内細菌には2種類ある ③その時々の自分に最適な腸内細菌の状態がある 一番伝えたいこと:腸内細菌からの声を聞けるようになること 特に理由もないのに、ふっと不安になることってありませんか? ホルモンバランスの影響、低気圧、今月食費使いすぎてるかなと急に思い立つ……
2025年10月31日 · 21:50
今回のテーマ ①本来150億年かかるはずの進化のスピードを加速させた「進化の意欲」とは ②微生物の進化のスピードは共生するヒトにどう影響するか ③都市化に適応する生きものたち 一番伝えたいこと:私たちは微生物と共生していて、彼らの進化の恩恵も受けている! noteでも発信中 https://note.com/symbiosis17
2025年8月29日 · 18:06
腸内フローラ移植(FMT、腸内細菌叢移植)とひとくちにいっても、実は様々な方法があります。 今日は「投与ルート」を話題に、なぜ簡単な浣腸タイプの移植方法が有効なのかを紹介します。
2025年8月19日 · 20:21
自分が食べたいものは自分で決めていると思っているだろうか? それが実は、お腹の中の腸内細菌が決めているとしたら? 腸内細菌を整えたいとき、食生活以外にどんなアプローチがあるだろうか? 前回 に引き続き、ペットへの腸内細菌叢移植を実施されている 兵庫みなと動物病院 の豊福祥生先生にお話を伺った。
2025年8月12日 · 25:58
腸内細菌と共生しているのは、人間だけではない。 むしろ、口から何かを食べて、おしりからウンコをして生きている生きものはすべて、腸内細菌に何らかの形で消化やその他もろもろを手伝ってもらっている。 腸内細菌が疾患の発生や健康に関わっていることは、人間でもマウス実験でも示されている。…
2025年7月30日 · 29:10
何も考えていないであろう単細胞生物である細菌も、実はコミュニケーションを取っています。 その距離感は、私たちがインターネットを使って世界中の人たちと瞬時にコミュニケーションを取る姿に似ています。 ①細菌たちのコミュニケーションについての科学的見解 ②数字や距離に対する私たちの偏見 一番伝えたいこと:微生物は私たちの想像を超えた通信を行っている可能性がある
2025年7月16日 · 26:35
腸内細菌を整えることに始まり、微生物といい関係を築いて共生していきたい! と強く願っていませんか? いますね? そんなあなたはどちらかというと変わった人ですが、この記事をきっと楽しんでもらえると思います。 今日は、FMT(腸内細菌叢移植)と食べ物以外で共生微生物を獲得する方法という、チャレンジングな話題に挑戦します。 今回の小テーマ…
2025年6月26日 · 21:51
前回 に引き続き、今日も山くんに登場していただきます! 今日は、アフリカや東南アジアで腸内細菌の出前授業をするって、実際どんな感じ? というところを掘り下げていきます。
2025年6月11日 · 18:05
①出会いはnoteからの熱いメッセージ ②山くんの腸内細菌愛と海外での授業 ③親に使ってもらいたい腸内細菌アプリ開発
2025年6月5日 · 31:40
①保全活動は必要ないのか? ②個別化医療としての腸活・腸内フローラ改善 ③微生物との関係は深堀りしすぎないほうがいい?
2025年5月14日 · 33:51
シンバイオシスの創業者であり研究者のトップである清水が、NanoGAS®というナノバブル技術を開発し、FMTに応用するまでにはどのような過程があったのか? 現在の形にたどり着くまでの過程をわかりやすくお話しました!
2025年4月23日 · 23:34
おやつは好きですか? わたしはおやつが大好きです。 おやつというか、おやつタイムが好き。 でもね、おやつタイムじゃないのに間食がやめられないことってないですか? 特にイライラしているときとか、不安なときとか。 そういうおやつは楽しくないですよね。 今日は、そういう嫌なタイプの間食をやめる方法について考えてみました。…
2025年3月25日 · 20:35
今回のテーマ「野菜が体に良いという常識を疑う」前回の「ご飯と腸内細菌」の続きで食事についてお話をしています!・野菜が毒にもなるってどういうこと?・日本人にとってもお米と欧米の人にとっての小麦は意味が違う・一時的に食物繊維を避けたほうがいいこともある自分の体に合う、体にとって良いものを選択して食べていきたいですよね✨毎日の食事を少し意識して変えてみることで体…
2025年3月12日 · 25:14
新しい腸内フローラ移植法を開発したシンバイオシス株式会社所属の清水真研究員、山本千尋研究員が腸内細菌をはじめとする微生物についてゆるく、けれども熱く語るラジオ… / 菌の窓ラジオ\ 第1回は「ご飯と腸内細菌」をテーマに・昔は糖尿病が少なかった・品種改良に人類が追いついてない・旬なものを食べると良い理由などなど、腸内細菌を意識した食事について今と昔を比べなが…