大沼竜也(おおぬま・たつや) 鍼灸師。1991年宮城県生。 身体の教養──自分の身体の状態を感じ取り、自分で調整できるようになること。読み書きと同じように、誰もが身につけるべきリテラシーだと考えています。 漠然とした不安、疲れ、行き詰まり。その原因を思考で探しても、また同じ不調が戻ってくる。身体の状態が変わっていないからかもしれません。 身体は常に何かを感じています。あなたが気づいていなくても。この「感じ」が、気分も判断も行動も──暮らし全体を方向づけています。 身体の構造を知り、自分の身体に通し、感覚が立ち上がる。コーヒーを飲む、本を開く、誰かと話す。行為は同じでも、身体の状態が変われば暮らしの質が変わります。 自分の手で触れ、ゆすり、さする。感じて、解いていく。僕はこれを身体動態瞑想と呼んでいます。瞑想は身体的な行為であり、感じ解いていくことです。 変われないのは、あなたのせいではありません。身体が固まったまま思考だけで何とかしようとしている構造のせいかもしれない。この番組では、身体の教養という視点から暮らしを見つめ直します。 ▼話している人について https://www.somaticstudiojapan.com/start?utm_source=podcast_rss&utm_medium=profile&utm_campaign=onuma_start
2026年9月29日 · 1:04:23
#55 | 身体の教養ラヂオ 考えすぎて眠れない、人が羨ましくて悲しくなる、家に帰ると毎日ひとり反省会をしてしまう。 考え方を変えようとしてもうまくいかないとき、身体のほうがこわばって、余裕がなくなっていることがあります。 9月29日のInstagramライブで、いただいた質問に一つずつお答えしました。…
2026年9月16日 · 1:14:31
#54 | 身体の教養ラヂオ 人の力になりたいのに、話を聞いた後も相手のことが頭から離れず、自分が疲れてしまう。 そのやり取りの最中に、自分の肩や呼吸がどうなっているかにも、関わり方を見直す手がかりがあります。 相手を大切にしながら自分も心地よく向き合うために、身体について学ぶ意味を考えてみます。…
2026年9月3日 · 24:26
#53 | 身体の教養ラヂオ 初対面の人に、理由はわからないけれど嫌な感じがする。 胸の詰まりや呼吸の変化を感じた後で、その反応に意味をつけていることがあります。 直感を信じることと、直感に従うことの違いを、身体論の観点から考えてみます。…
2026年8月25日 · 1:01:04
#52 | 身体の教養ラヂオ 成功すれば幸せになれる。そんな前提を、いつの間にか受け入れていないでしょうか。 目標を追う力と、いまの体験を味わうことは、重なりながらも同じではないようです。 「成功」という言葉をいったん遠ざけ、自分にとっての幸福を身体から考えてみます。…
2026年8月18日 · 13:50
#51 | 身体の教養ラヂオ コントロールできることに集中しましょう。自己啓発の本でもSNSでもよく聞く言葉です。 でも身体の側から見ていくと、コントロールできるものが私たちにあったのかな、と思えてきます。 だからといって諦める話ではありません。コントロールではなく介入、という見方までをお話しします。…
2026年8月3日 · 44:55
#50 | 身体の教養ラヂオ 夜、布団に入ってから昼間のやりとりを思い返して、頭が止まらなくなることがあります。 これは性格でも、考える力が強すぎるからでもなく、体からの報告が細くなったぶんを脳が思考で埋めている状態かもしれません。 その仕組みと、今夜からできることを話しました。 【目次】 00:00 夜、考えが止まらなくなる 04:23…
2026年7月29日 · 47:43
#49 | 身体の教養ラヂオ 地に足がつかない。ふわふわする。うわついていると言われる。 しっかりしようとして足の裏で地面を掴むほど、かえって乗れなくなることがあります。 心の言葉を足元の構造に戻しながら、「脛骨で立つ」という感覚をたどります。 前回#48では、「地に足がつく」という言葉そのものを扱いました。…
2026年7月27日 · 22:29
#48 | 身体の教養ラヂオ 地に足がつかない。ふわふわして落ち着かない。現実感が薄くて、何をしても上の空。 そういう言葉は、例え話のつもりでも、足元の実際の状態を言い当てていることがあります。 「腹が立つ」「宇宙とつながる」と一緒に、体の側から言葉をたどっていきます。 【目次】 00:00 ふわふわして、現実感が薄い ── サポーターからの質問…
2026年7月22日 · 1:00:27
#47 | 身体の教養ラヂオ 実家に帰ると疲れる。母といるとなぜかしんどい。親を許せない自分を責めてしまう。 それは性格でも過去の傷そのものでもなく、その相手を前にすると立ち上がる身体の構えなのかもしれません。 怒らない親のもとでも構えはできる、という話から、許すかどうかを決める前にできることまで話しました。 【目次】 00:00…
2026年7月7日 · 52:10
毎日が同じことの繰り返しで、何のためにやってるのかわからなくなることがあります。 その「何のため?」が消えている時間が、身体にはあります。夢中でやっているときです。 岩を押し続けた男の話から、「希望」の意味を取り戻す回です。 最も伝えたかったのは、 大事にすべきは、どんな構えを保とうとするか、その意思が幸福の起源であるということ。…
2026年6月30日 · 1:00:51
人と会うと、どっと疲れる。「私、感受性が強すぎるのかもしれない」。そう感じることはないでしょうか。 でもその疲れは、弱さというより、相手の体験に触れて自分の中の体験が呼び起こされ、増幅して、自分を飲み込んでしまうから起きているのかもしれません。…
2026年6月22日 · 35:07
「わかるよ」と言いながら、本当に伝わっているのかなと不安になることはないでしょうか。自分には共感力がないのかも、と感じている方もいるかもしれません。 でも共感は、相手をよく観察する技術ではなくて、自分の中に眠っていた似た体験が呼び起こされる「体験の共有」なんです。だとすると、鍵は相手ではなく、自分の体のほうにあります。…
2026年6月16日 · 39:44
「ちゃんと話を聞いたつもりなのに、なぜか相手とのあいだに距離ができてしまう」。 会話で大事なのは、何があったかという事実ではなく、どう感じたかという体験のほうなのだと思います。そしてその体験は、頭ではなく身体に起きています。 対人支援を仕事にしている方も、そうでない方も。あなたと、目の前の誰かとのあいだに毎日起きていることの話です。…
2026年6月7日 · 49:41
本を読んでも、学んでも、なぜか変わらない。 それは頭が悪いからではなく、画面を指でなぞるように「知った気」になっていて、身体がどこへも出かけていないからかもしれません。 宮崎駿が十五年前にiPadへ放った一節を手がかりに、「わかる」と「知ったかぶり」の境目を、身体から考えてみます。…
2026年6月2日 · 26:08
自分を分析するツールはたくさん試した。MBTI、HSP、ストレングスファインダー、エニアグラム。自己理解はできているはずなのに、なぜか生きやすくなっていない──そんな停滞を感じたことはありませんか。それは「俯瞰で意識的に見つめる」つもりが、いつのまにか頭の中だけで完結する「思考の檻」になっているからなのかもしれません。今回は宮崎駿監督の「俯瞰で意識的に見つ…
2026年5月31日 · 13:59
考えても考えても答えが出ない。でも考えるのを止められない。いつもと同じはずなのに、急に自分が言うことを聞かなくなる──そういう夜、ありませんか。それは思考力の問題ではなくて、「身体図式」というあなたの中の無意識の当たり前が、状況の変化に追いつけなくなっているサインなのかもしれません。今回はキキが突然飛べなくなった日に身体で起きていたことを、メルロ=ポンティ…
2026年5月28日 · 12:30
何も考えずにできていたことが、ある日急にできなくなる。子供の頃は当たり前にできていたのに、今は同じことがどうしてもうまくいかない──そんな感覚を、誰しも一度はくぐっているのではないかと思います。その「できる/できない」を分けているものは、意志の強さでも頑張りの量でもなく、身体に組み込まれていた「ある条件の整い方」だった。今回は魔女の宅急便のキキを起点に、そ…
2026年5月26日 · 16:43
人を信頼するって、本当はどういうことなんだろう。 信頼は、たぶん、結果と関係がない。信頼するから、関わり続ける。 質問回答エピソード後編です。前編からの続きですが、後編単独でも聴けます。 「やっぱりクズだった」と判定して離れる動きは、もう信頼の話ではないのかもしれない。それは、結果の答え合わせ。 信頼そのものは、結果に関わりなく、その手前で動いている。…
2026年5月24日 · 17:16
いろんなことが重なって、人間不信になってしまいそう。「やっぱりクズだった」を繰り返してしまう人、人を見抜こうとして疲れている。 そもそも、人を見抜くということが原理的に難しいのではないか、という話をしました。 癖と野生のあいだで、身体に何が起きているのか。質問回答エピソード前編です。 ソマティックスタジオサポーターからいただいたDM質問への回答です。…
2026年5月22日 · 14:56
「取れない疲れは『脳疲労』が原因かも?」シリーズの後編です。前編・中編で脳疲労のメカニズムと、身体動態瞑想の入口までお話ししてきました。今回はもう一段深く、宮本武蔵が示した「ゆるみ」の深さと、それを日常に織り込んでいくところまで、お話ししています。 後編(今回)でお話ししているのは、こんな内容です。…
2026年5月20日 · 20:55
「取れない疲れは『脳疲労』が原因かも?」シリーズの中編です。前編では脳疲労のメカニズムと、アスリートの脳疲労の話までしました。今回はその続きから、現代人がなぜ脳疲労を抱えやすいのかという構造の話と、対処としての「身体動態瞑想」の導入まで、お話ししています。 中編(今回)でお話ししているのは、こんな内容です。…
2026年5月19日 · 20:41
寝ても疲れが取れない。週末に休んだはずなのに、月曜の朝にはもう体が重い。激しく動いたわけでもないのに、夕方には頭がぼんやりして、目の奥が痛い。検査をしても異常は出ない。「年のせい」「ストレス」と言われて、それ以上の言葉が続かない──そういう疲れの正体について、僕は「脳疲労」という言葉で捉えています。…
2026年5月13日 · 52:13
「あの人のせいだ」「中国人のせいだ」「あの世代のせいだ」── SNSを開けば一日中、誰かが誰かを糾弾している。気づくと自分も巻き上げられて、傷ついて、なんだか疲れている。 なぜ、人は誰かを悪者にしたくなるのか。 最近、こんな言葉を聞きました。「絶望を知らないからクズになる。だから誰かのせいにしたくなる」と。…
2026年5月8日 · 30:12
「幸福とは〇〇だ」のラヂオを聴いてくださったある方から、こんなご質問をいただきました。 「禁欲についてもう少し詳しく聞きたい。性欲が強くて悩んでいる場合、その欲求に従うことでその時は快に向かうのですが、事後毎回不快な気持ちになります。寂しいというか虚しいというか。これを解消するにはどのように体と向き合えばいいのでしょうか。どれが自分の声かわからなくて」…
2026年5月1日 · 1:12:30
「幸せになりたい」と人は言う。けれどその幸せがどこから来るのかを明確に答えられる人は、ほとんどいないのではないでしょうか。 19世紀ドイツの哲学者ショーペンハウアーは「幸福は積極的なものではない、苦の不在にすぎない」と書きました。人生は欲望と退屈のあいだを揺れる振り子である、と。…
2026年4月28日 · 12:21
身体を鍛え、心を育む。 他国と比較しても、日本には独特な精神が根付いています。 それが、心と身体は表裏一体の同じものであり、 「身体を鍛えることで精神性を育む」という思想です。 「健康が大事」とかの類ではない、身体という希望の世界を新体論の観点からご紹介します。…
2026年4月21日 · 1:23:18
「私はこういう人間だから」そう思うこと、ありますよね。 人見知りだから、緊張しやすいから、気が弱いから──いろんな言い方がありますけど、そういう自己認識って、どこから来ているんでしょうか。 生まれつきの性格。よく言われます。でも、施術室で毎日、人の身体に触れていると、ちょっと違う景色が見えてくるんです。…
2026年4月14日 · 52:35
人と話すのが苦手で、会議で発言を求められると肩が耳まで上がってしまう。頭では「大丈夫」と分かっているのに、胸が閉じる、息が止まる。 17年間、身体に触れてきて気づいたことがあります。「人見知り」の正体は、心の弱さではなく、身体の防御反応が固定化したもの──つまり「癖」ではないか、と。…
2026年4月10日 · 14:29
「力を抜いてください」と言われても、なかなか抜けない。でも「だらーっとしてみてください」と言うと、肩がほどけて息が落ち着いてくる人がいます。この差は一体何なのか。 今日はオノマトペの話です。だらー、ふわー、じんわり。子どもの頃に使っていた、言葉にならない言葉たち。…
2026年4月7日 · 29:53
ストレッチ、筋トレ、サウナ、ヨガ──いろいろやっているのに身体が楽にならない。そんなお悩みに答えます。 足りないのはメソッドではなく、自分の身体を感じ取る力のほうかもしれません。同じ動きを繰り返すと脳が感覚を間引いてしまう仕組み、「身体に気をつけているつもり」と「実際に感じ取れている」の乖離、そして感じようとすること自体が運動を変えるという話。…
2026年4月3日 · 34:23
折坂悠太さんの「寂しさ」を聴いて、その余韻のまま一日を過ごした。 コーヒーを飲んでも、仕事をしても、なんかいつもと違う。あれ、今俺「丁寧な暮らし」してる?──そんな体験から始まる話です。 丁寧な暮らしって、お気に入りのアイテムで周りを囲むこと、時間を贅沢に使うことだと思わされがちだけど、…
2026年4月1日 · 28:03
MBTI、HSP、エニアグラム。自分を知るためのツールは、たくさんあります。 でも、ラベルが増えても「自分がわかった」という実感が来ない、という方が少なくないんですよね。なぜなのか。 千葉雅也『センスの哲学』にヒントがありました。千葉はセンスを「直観的にわかること」と定義しています。分析して導くのではなく、パッとわかる力のことです。…
2026年3月24日 · 39:15
鍼灸師で身体論研究者の大沼竜也が、温泉に入るときにいつも意識していることをお話しします。 「溶けるように力を抜いて入る」──ソマティクスの視点から、ただの入浴ハックでは終わらない、身体感覚を軸にした温泉の入り方。 ・入水時に力まない練習 ・坐骨で座り、呼吸で内臓を動かす体操 ・露天風呂で「頭寒足熱」を実現する(東洋医学の視点)…
2026年3月19日 · 35:35
「施術のとき何をしてるんですか?」とたまに聞かれる。正直に言えば、わからない。触れている、感じている、応答している、促している。四つが同時に起きていて、順番が説明できない。 養老孟司の「手入れ」という言葉がしっくりくる。でも植物と人間はちょっと違う。庭師は一方的に応答するけど、人間に触れるときは、相手が自分で自分の手入れをできるようになることを促している。…
2026年3月17日 · 48:31
約束を守れない鍼灸師が、養老孟司の「万物流転、情報不変」と國分功一郎の「中動態」から、身体が変わるということの意味を考える。 養老孟司は『バカの壁』で、現代人が自分は変わらないと思い込み、約束のほうを軽くしていると批判した。しかし臨床17年、毎日身体に触れていると少し違うことが見えてくる。自分が変わるものだと身体で知っている人間にとって、約束が変わるのは当…
2026年3月15日 · 37:05
「ChatGPTに聞いたんですけど、私はHSPだって言われました」 そう話してくれたクライアントがいた。自分を表す言葉が見つかって、つかみどころが出てきた気がした。私だけじゃない。他にも同じ人がいる。 安堵し、対策も講じていた。でも肩は硬いまま、呼吸は浅いまま。…
2026年3月10日 · 26:45
スポーツを見て感動する、こころが動くのはなぜか、説明できますか? 冬季ミラノ・コルティナオリンピックが終わり、WBCが始まり、改めてスポーツっていいなあ、と身に染みて感じたことをきっかけに、「この感動を私たちはどこで感じているんだろう?」という問いから、身体論の観点から解説をしていきます。 難しい技を成功させたから? 期待を背負いながら乗り越えたから?…
2026年3月6日 · 35:10
ムキー!!!とイライラが止まらず、気持ちを抑えているだけで精一杯。子供にまた怒ってしまった。「怒り」という感情を現代の医療や哲学はどう捉えてきたのか。その問題点と、身体論からの解決策を提示します。 大沼竜也|tatsuya onuma|somatic studio
2026年3月3日 · 12:36
AIに心の相談をする人が増えました。私自身、クライアントから聞くこともあり、どれ使ってみようとGPT,Gemini,Claudeで相談をしてみました。(これはのちにアップするね)。 それぞれの特徴的な応答のパターンがあるようにも感じますし、相手が人間ではないからこその独特な弊害を感じます。…
2026年3月2日 · 33:20
自己肯定感を高めたい──この言葉が日常語になった。本を読んだ、アファメーションもやった。でも「やっぱり自分はダメだ」が戻ってくる。 百三十年前、ウィリアム・ジェームズは言った。「泣くから悲しいのだ」と。感情は身体の中で生まれる。自己肯定感の末尾にある「感」は、感じること。その「感じ」は、身体の状態から立ち上がっている。…
2026年2月27日 · 31:48
AIが完璧な声を出しても、あなたの体は絶対にととのわない 「声がいい」って何が起きてるのか。倍音とか周波数とか、そういう話じゃなかった。 声帯を動かす神経と心臓を動かす神経は、同じ迷走神経の枝です。つまり、体がゆるんでいる人の声には、そのゆるみが物理的に刻印されている。で、聴いた側の神経系は、言葉の意味を理解する前にそれに反応している。…
2026年2月23日 · 27:25
考えすぎて眠れない夜がある。ノートに書き出しても、AIに相談しても、答えが出ない。 でも、その「考えている」は、本当に考えているのだろうか。 哲学者・中村雄二郎は『臨床の知とは何か』の中で、近代科学が前提にしてきた「知」が切り落としてきたものを指摘した。個々の固有の状況、多義性、そして何より──知る者が身体を持ってその場に立ち会っているという事実。…
2026年2月19日 · 30:54
「やりたいことが見つからない」は、心の問題じゃなかった ──ギブソンのアフォーダンスと、身体が灯す可能性の話 施術のあとに「帰り道、いつもの駅前なのに景色が違って見えました」と言われることがあります。街は何も変わっていないのに。 変わったのは、その人の身体でした。…
2026年2月18日 · 24:21
※音質がいつもより悪くなっています。すみません。。。 「もっとできるはずだ」──その声は、いつから外ではなく自分の内側から聞こえるようになったのか。 哲学者ハン・ビョンチョル(韓炳哲)は、現代を「成果社会」と呼びました。誰に命じられるでもなく自分を駆り立て、自分を搾取する社会。主人と奴隷が一人の中にいる社会。「できる」の肯定性が「すべき」の否定性よりはるか…
2026年2月17日 · 37:57
鍼灸師・柔道整復師として17年、3万人以上の身体に触れてきた大沼竜也が、哲学者・市川浩の〈身〉の概念とメルロ=ポンティの現象学を手がかりに、「身体が知っていること」について語ります。 なぜマッサージ後にコリが戻るのか。「やる気が出ない」「毎日が同じに感じる」が実は身体の問題である理由。そして、言葉になる前の身体感覚=原感覚(Gen-Kankaku)が、私た…
2026年2月16日 · 44:21
「コミュ力を鍛えよう」──孤独に悩む人が最初に手を伸ばすのは、たいてい会話術やコミュニケーションスキルの本です。でも、それで孤独が消えた人はどれくらいいるでしょうか。 今回は、進化人類学者ロビン・ダンバーが発見した「ダンバー数(人間が安定的に維持できる関係の上限=約150人)」を出発点に、なぜ人間関係に上限があるのか、そしてその上限よりもはるかに少ない人数…
2026年2月13日 · 32:30
後編は、釈迦(ブッダ)の話から始まります。 多くの宗教は「死後のご褒美」を用意する。天国、輪廻転生、来世の救い。釈迦はそのすべてを切り捨てた。人は死ねば終わり。宇宙もいつか終わる。──じゃあ、それでもやるのか。それでもやるなら、なぜやるのか。…
2026年2月13日 · 41:01
釈迦とイエスが遺した「身体のサプリ」──"私じゃなくてもいい"の正体|前編 「やりたい仕事に就けたのに、"私じゃなくてもいい"と思ってしまう」 サポーターの方からいただいたこの質問を入口に、社会学者・宮台真司さんの対談動画(海沼みつしろチャンネル)を取り上げました。…
2026年2月11日 · 26:35
▪︎心は身体からできている|身体から心を診る鍼灸師 ▪︎【心と体のコリをほぐすセルフリセット】大和出版 | 国内重版3刷 | 海外翻訳 ▪︎コミュニティ【somatic studio】代表 👇もっと心と身体のつながりを学びたい方はこちら www.somaticstudiojapan.com/tatsuyaonuma ーーーーー 身体の教養:…
2026年2月9日 · 22:12
「頑張る」という言葉の意味は、人それぞれなんとなく違う。 言葉の呪いから解き放たれるためのちょっとした考え方の違いで、体のこわばりが解ける方法を紹介。 このポッドキャストでは、サポーターの皆さんからいただいた質問にお答えしています。 「自分の身体ともっと対話したい」「頭ではなく、身体の感覚から生きる軸を育てたい」…
2026年2月8日 · 12:34
努力や意志の力で自分を変えようとするほど、心身が不自由になっていく。 せっかくの休日なのに休めない、人間関係で同じ緊張を繰り返す。 その原因は、脳が生存戦略として選んでしまう「不合理な固定回路(悪き癖)」にあります 。 あえて特定の制限(型)を用いることで、身体本来の可能性である「身体知」を引き出すためのプログラムです 。…
2026年1月29日 · 26:55
https://www.somaticstudiojapan.com/tatsuyaonuma
2026年1月28日 · 18:47
この動画音声は過去のYoutubeにアップしたものです。広告なしで、バックグラうどでながら聞きできるこちらに再アップしています。 生きづらいなあ、と悩める人へ。私自身も経験したこのなんとも言えない嫌な感じ。あれこれと思考を巡らせば巡らすほど、ドツボにハマっていく。 心理学でいう「思考の檻」から受け出すための、実践方法も話していますので、ぜひみてみてね。…
2025年9月30日 · 24:08
人の相談に乗った後、なぜか自分がドッと疲れてしまう…。ネガティブな話を聞いて、自分まで何日も落ち込んでしまう…。「心の境界線がうまく引けない」と感じて、「私が気にしすぎるからだ」「心が弱いからだ」と自分を責めていませんか?もし、その問題の根本原因が、あなたの「心」や「優しさ」ではなく、無意識の「身体の癖」にあるとしたら…どうでしょう?この動画では、「気にし…
2024年9月5日 · 16:45
自己批判は、自分自身の行動や考えを厳しく評価し、否定的な感情を持つ心理的なプロセスです。このメカニズムは主に、過去の経験や社会的な期待から生まれる内部の声によって形成されます。つまり、自分が「もっと良くなければならない」という圧力を感じたり、完璧を求めたりすることが、自己批判の源となるのです。 社会的・文化的基準:…