CROSSROADS|学び×福祉×政治 · 2026年9月16日 · 13:23
障害のある人の「働く場所」には、どんな選択肢があるのでしょうか。
今回は、就労継続支援A型・B型の違いから、日本の障害者雇用の現状まで、できるだけわかりやすく整理します。
A型とB型の大きな違いは、雇用契約の有無です。
A型は雇用契約を結び、最低賃金など労働法制の対象となる一方、B型は雇用契約を結ばず、生産活動などを通じて工賃を受け取ります。
また、B型事業所は「知的障害のある人の場所」など、障害種別ごとに制度上分かれているわけではありません。
知的障害、精神障害、身体障害など、さまざまな人が利用しており、事業所ごとに得意とする支援や仕事内容にも違いがあります。
さらに今回は、一般企業における障害者雇用にも目を向けます。
2026年7月から、民間企業の法定雇用率は2.7%となりました。
障害者雇用は増えていますが、重要なのは「何人雇ったか」だけではありません。
その人がどんな仕事をしているのか。 必要な合理的配慮は受けられているのか。 そして、本人がその働き方を選べているのか。
B型から一般就労につながったケースや、支援を受けながら自分のペースで働き続けるケースも紹介しながら、
「障害があるから働けない」のではなく、 「今ある働き方が、その人に合っていないだけではないか」
という視点から考えます。
A型、B型、一般就労。
大切なのは、どこで働くかを序列で考えることではなく、一人ひとりが自分に合った働き方を選び、力を発揮できること。
障害のある人の「働く」を、一緒に考えます。