ガチ・アンチエイジングラジオ〜最新科学で老化を巻き戻す〜 · 2026年8月4日 · 40:49
「卵はもう何個食べてもいい」。これはすでに知られるようになりましたが、では、なぜ食べても上がらないのか。そして卵でないなら、本当に気をつけるべきものは何なのか。結論だけを丸暗記していると、次に何をすればいいのかが分かりません。今回はそこを埋めていきます。
2025年に発表されたクロスオーバー試験では、卵を1日2個食べても飽和脂肪酸を控えていればLDLはむしろ低く、逆に卵をやめても飽和脂肪酸が多ければ下がりませんでした。争点は、コレステロールを食べる量ではなかったのです。飽和脂肪酸がなぜLDLを上げるのか、その仕組みは前回お話ししたあのゲートと直結しています。
ベーコンやソーセージについては、脂の量とは別の話が乗ってきます。焦げ目にできるAGEsと、煙に含まれる物質。丁寧に燻したこだわりの製品はどうなのか、生ハムは違うのか、といったところまで整理します。ただし日本人の摂取量を踏まえた現実的な温度感でお伝えします。
さらに、バターとマーガリンはどちらがいいのか、「コレステロールゼロ」「トランス脂肪酸ゼロ」という表示をどう読むか、健康オイルとして知られるココナッツオイルの実際まで。最後は、食べた脂がそのまま細胞膜の材料になるという話に着地します。「あなたは食べたものでできている」は、比喩ではありませんでした。
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参考情報・Carter S, et al. Am J Clin Nutr. 2025;122:83-91(南オーストラリア大学)・IARC 加工肉・赤肉の発がん性評価(2015年)・国立がん研究センター 赤肉・加工肉のがんリスクについて(2015年)・American Heart Association Presidential Advisory: Dietary Fats and Cardiovascular Disease(2017年)
エピソード: ガチ・アンチエイジングラジオ〜最新科学で老化を巻き戻す〜