CROSSROADS|学び×福祉×政治 · 2026年6月4日 · 12:58
アクセシブルツーリズムとは、障がいのある方、高齢の方、車椅子を利用する方、ベビーカーを使う子育て世帯、医療的ケアが必要なお子さんやそのご家族など、移動や外出に不安を抱える方も、安心して観光やおでかけを楽しめるようにする考え方です。
旅行や観光は、単なる余暇ではありません。
家族と出かけること、街を楽しむこと、人と出会うことは、暮らしの豊かさそのものです。
しかし実際には、トイレ、段差、移動経路、休憩場所、情報のわかりやすさなど、外出前に確認しなければならないことが多くあります。
「行きたいけれど、不安だからやめておこう」
そうした選択をせざるを得ない人たちがいます。
今回は、東京都のアクセシブルツーリズムの取り組みも紹介しながら、観光政策にとどまらない、誰もが外に出やすい東京の街づくりについて考えます。
観光で使いやすい街は、日常でも暮らしやすい街です。
車椅子で移動しやすい道は、ベビーカーにも、高齢者にも、けがをしている人にもやさしい道です。
旅をあきらめない。
外出をあきらめない。
楽しむことをあきらめない。
その選択肢を、社会の側がどう広げていけるのか。
アクセシブルツーリズムを入口に、福祉と街づくりの未来を考えます。