CROSSROADS|学び×福祉×政治 · 2026年6月25日 · 17:06
今回のテーマは、介護人材不足です。
東京都は2026年3月、東京都介護現場革新会議を開催し、介護人材関連施策や、生産性向上に向けた取組について議論しました。
また、東京都の介護職員需給推計では、令和12年度に約47,000人の不足が見込まれており、介護人材の確保・定着・育成は、東京の大きな課題となっています。
介護人材不足は、単に「人が足りない」という話ではありません。
人が集まらない。
働き続けにくい。
現場で人を育てる余裕がない。
記録や事務に追われ、利用者と向き合う時間が削られる。
そして、そのしわ寄せは、介護を受ける本人だけでなく、家族や地域にも広がっていきます。
今回のCROSSROADSでは、東京都が進める介護現場の生産性向上、介護DX人材の育成、訪問介護への支援、小中学生向けの福祉の仕事キャリア教育プログラム、福祉職のイメージアップキャンペーンなどを紹介しながら、介護を支える人を、社会全体でどう支えていくのかを考えます。
介護は、誰かの善意や使命感だけに頼り続けてよい仕事ではありません。
介護を受ける人の尊厳を守るためには、介護をする人の尊厳も守られなければならない。
感謝の言葉だけでなく、制度と予算と仕組みで支えることが必要です。
介護の未来は、介護現場だけで決まるものではありません。
私たち社会全体が、介護をどう位置付けるのか。
その問いを、今回一緒に考えていきます。