CROSSROADS|学び×福祉×政治 · 2026年6月18日 · 13:18
今回取り上げるのは、東京都が歌舞伎町に設置している青少年・若者向け総合相談窓口「きみまも@歌舞伎町」です。
家庭や学校に安心できる居場所がなく、悩みを誰にも打ち明けられない。そんな若者たちが、夜の街やSNSでのつながりに居場所を求め、犯罪や性被害などの危険に巻き込まれることがあります。
「きみまも」は、相談員に悩みを話せるだけでなく、まずは安心して過ごすことのできる居場所として設けられました。若者が行政の窓口を訪れるのを待つのではなく、行政側が若者のいる場所へ近づいていく、重要な取り組みです。
一方で、誰でも入りやすい環境と安全性をどう両立するのか、相談後に医療や福祉、住まいなどの支援へ確実につなげられるのかという課題もあります。
若者が夜の街にたどり着いてから支えるだけではなく、なぜそこに行くしかなかったのか。その背景にある孤立や生きづらさに、社会はどう向き合うべきなのでしょうか。
「きみまも」の現状と課題を入り口に、歌舞伎町だけではない、これからの東京の若者支援について考えます。