CROSSROADS|学び×福祉×政治 · 2026年8月23日 · 15:36
CROSSROADS #93
高齢期の住まいというと、「自宅で暮らすか」「介護施設へ入るか」という二択で考えがちです。
しかし、その間には、「まだ介護は必要ないけれど、一人暮らしには少し不安がある」という長い時間があります。
東京都は、元気で自立した高齢者を主な対象に、見守り、防犯、暮らしやすい設備、入居者同士や地域との交流に配慮した賃貸住宅を認定する「高齢者いきいき住宅認定制度」を開始しました。
目指すのは、「転びにくい住宅」だけでなく、「孤立しにくい住宅」です。
一方で、家賃やサービス料はいくらになるのか。年金収入で暮らす高齢者も選べるのか。交流が負担にならないか。介護が必要になった後も住み続けられるのか。そして、認定後の質をどのように確認するのか。
今回は、新しい住宅制度の内容や先導事例を紹介しながら、制度の可能性と課題を考えます。
「介護が必要になってから」ではなく、元気なうちから、自分らしい高齢期の暮らしを選べる東京へ。
住まいを通じた“予防的な福祉”について、皆さんと一緒に考えます。