CROSSROADS|学び×福祉×政治 · 2026年6月21日 · 10:02
今回のテーマは、東京都受動喫煙防止条例です。
たばこを吸う人の自由と、吸わない人が煙を避ける自由。
この二つを、同じまちの中でどう両立させればよいのでしょうか。
東京都では、国の改正健康増進法と都独自の条例により、多くの施設で屋内が原則禁煙となっています。そこには、子どもや妊婦、患者、高齢者、働く人など、自分の意思だけでは煙を避けにくい人を守るという考え方があります。
一方で、屋内の禁煙が進む中、店舗の出入口や路上、駅周辺など、屋外での受動喫煙も課題となっています。喫煙場所をただ減らすだけではなく、煙が周囲に流れにくい環境や、人の生活動線への配慮も必要です。
受動喫煙対策は、喫煙者と非喫煙者を対立させるためのものではありません。
それぞれの自由と健康を守りながら、同じ東京で共に暮らすためのルールです。
今回は、東京都の条例の内容や成果、残されている課題をひもときながら、誰もが安心して過ごせるまちのあり方を考えます。