CROSSROADS|学び×福祉×政治 · 2026年6月22日 · 13:34
子どもが熱を出した朝、親は何を考えるでしょうか。
まずは子どもの体調。 でも同時に、仕事を休めるのか、職場にどう連絡するのか、収入は減らないか、周囲に迷惑をかけないか——そんな不安が一気に押し寄せます。
今回のCROSSROADSでは、東京都が新たに立ち上げた「病児保育部会」の動きを入口に、病児保育の現状と課題について考えます。
病児保育は、単に「子どもを預ける場所」ではありません。 共働き世帯、ひとり親家庭、祖父母に頼れない家庭、非正規雇用で休みにくい方など、子育てと仕事の間で追い込まれがちな家庭を支える重要なセーフティネットです。
一方で、制度があっても、予約が取りづらい、近くに施設がない、費用が負担、急な発熱に対応しにくいなど、「あるけれど使えない」という課題もあります。
子育て支援は、元気な日の支援だけでは足りません。 本当に必要なのは、予定外の困った日に、家庭が孤立しない仕組みです。
子どもが熱を出した日、親が仕事か子どもかを選ばされる社会でいいのか。 病児保育を通じて、子育て、働き方、ジェンダー、地域差の問題を一緒に考えます。