編集長の仕事部屋 · 2026年10月13日 · 9:44
ChatGPTをはじめとするAIが、私たちの暮らしや仕事に急速に入り込んでいます。便利さが増す一方で、私たち人間はAIとどのように向き合えばよいのでしょうか。
月刊『潮』11月号では、特別企画「AIと生きる時代の人間力」を掲載。ゴリラ研究の第一人者で、元京都大学総長、総合地球環境学研究所所長の山極壽一さんが、「身体性」と「共感力」から人間の本質を考えます。
言葉を持たないゴリラは、全身を使って仲間とつながります。一方、人間は言葉を得たことで、目の前にない出来事まで想像できるようになりました。しかし、頭の中だけで物事を処理し、画面越しの交流が増えるほど、失われてしまうものもあります。
生身の人間と時間や空間を共有すること。相手の姿を見て学ぶこと。そして、同じ食卓を囲むこと。山極さんは、一緒に食べるという行為には「私とあなたは食料を巡って争わない」という信頼の確認が込められていると語ります。
AI時代だからこそ忘れてはいけない、人間らしさの原点とは何か。月刊『潮』編集長の末松が、本稿の読みどころを紹介します。