日々是思考〜組織のマネジャーのための学びの場〜 · 2026年10月12日 · 22:21
君主論シリーズ⑧
1on1が終わったとき、部下がこう言って部屋を出ていきました。「ありがとうございました。とても参考になりました」。
その言葉を聞いた瞬間、何かが足りない気がした。でも、何が足りないのか。
今回のエピソードは、一言でいうとこういう話です。上がってこない情報には、上げない理由がある。
マキャヴェッリは『君主論』第23章で、このことを「追従(おべっか)の罠」と呼びました。そして彼は、罠の指摘だけで終わらせず、具体的な対策を3ステップで書いています。
「うちは何でも言える雰囲気だ」と感じているとき、それはマネージャー自身が受け取れる情報が、ちゃんと届いているだけかもしれない。受け取れない情報——判断を否定する情報、問題を持ち込む情報——は、自然と届かなくなります。これは雰囲気の問題ではなく、設計の問題です。
参考書籍
番組で取り上げた書籍紹介
https://www.valuebooks.jp/shelf-items/folder/84676b46a574170
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エピソード: 日々是思考〜組織のマネジャーのための学びの場〜