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Webコンサルタント中山陽平の「中小企業を強くするWebマーケティングラジオ」

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第554回:放置されるWordPress運用に潜むリスクと対策、代替案としてのWixという選択肢

Webコンサルタント中山陽平の「中小企業を強くするWebマーケティングラジオ」 · 2025年3月21日 · 32:33

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ラウンドナップWebコンサルティングの中山陽平です。

この記事のまとめ

このページでは、WordPressサイトを「作ったまま放置」してしまうことのリスクと、その対策、そして代替案としての Wix という選択肢についてお話しします。内容を先にざっくりまとめると、次のようになります。

ここから先は、ポッドキャストでお話しした内容をベースに、できるだけそのままの温度感で整理しながら、順番を入れ替えつつ読みやすい形にしていきます。

はじめに:WordPressサイト運用のモヤモヤ

「とりあえずWordPressで作ってもらったけれど、その後ほとんど触れていない」「メンテナンスって聞くけれど、正直あまり分からないまま放置している」 そんな状態になっているサイトは、実はかなり多いです。

問い合わせをいただいてサイトの中を見てみると、

といった状態で止まっているケースは、決して珍しくありません。

この記事では、そのような「なんとなく不安だけれど、何をどう考えればよいか分からない」というモヤモヤを、リスクと対策、代替案という3つの切り口で整理していきます。

WordPressは便利でコスパの良いCMS。ただし「メンテナンス前提」 なぜWordPressがよく選ばれるのか

まず前提として、私はWordPressはきちんと運用されていれば本当に素晴らしいソフトウェアだと思っています。 実際、うちで制作・納品しているサイトのうち、感覚的には7〜8割がWordPressベースです。

WordPressが選ばれる大きな理由は、だいたい次のようなところです。

こういった背景もあって、「コストを抑えたい」「自分たちで更新したい」という相談をいただいたときに、WordPressを選ばれることはとても多いですし、私自身も条件が合えば積極的に提案しています。

ただし「入れたら終わり」ではなく「守って育てるもの」

一方で、便利さの裏には必ず注意点があります。WordPressの場合、その一番大きなポイントが、 作って終わりではなく、日々のメンテナンスが前提になっているということです。

ここがあいまいなまま、

という理由だけでWordPressを選んでしまうと、あとからセキュリティリスクと運用コストの両面で「こんなはずでは」となりやすいところがあります。

放置されたWordPressに実際に起きていること 週に100件以上の脆弱性が報告される世界

「WordPressは脆弱性が多い」「セキュリティが心配」という話を、漠然と耳にされたことがあるかもしれません。 ただ、どれくらいの頻度で問題が見つかっているのかまでは、あまりイメージしづらいですよね。

WordPress向けのセキュリティプラグインとして有名な Wordfence(ワードフェンス) は、運営会社が週次で 「Weekly WordPress Vulnerability Report」 というレポートを出しています。 そこでは、ある週だけでも100件を超える脆弱性が報告されていることがあります。

その中には、

が混ざっていて、重大〜重要クラスのものだけでもざっくり4分の1程度を占める週もあります。

さらにポイントなのは、

ということです。 つまり、毎日きちんとアップデートしていたとしても、ある程度の期間は脆弱な状態にさらされてしまう可能性があるということになります。

これはWordPressに限らず、サーバーにインストールして使うあらゆるソフトウェアに共通する話ではありますが、それだけ「放置してよいものではない」ということだけは、ぜひ押さえておいてもらえればと思います。

よくある攻撃パターン 5つ

具体的な専門用語は覚える必要はありませんが、どんなことが起き得るのかをイメージしやすくするために、代表的なものを5つだけ挙げておきます。

  1. XSS(Cross Site Scripting)クロスサイトスクリプティング
    コメント欄やお問い合わせフォームなど、ユーザーが入力できる場所を通じて、本来は入ってはいけないスクリプト(プログラム)を仕込まれてしまう攻撃です。 そのページを見た人が、意図せず怪しいサイトに飛ばされたり、望まない処理を自動的に実行させられたりする可能性があります。
  2. CSRF(Cross Site Request Forgery)クロスサイトリクエストフォージェリ
    こちらは、ユーザーが気づかないうちに別のサイトに対する不正な操作が行われてしまう攻撃です。 例えば、ログイン中の別サービスに対して勝手に設定変更や投稿などを行われてしまう、といったイメージです。
  3. ミッシングオーソリゼーション(認可漏れ)による情報閲覧
    本来はログインしている人だけ、あるいは特定の権限がある人だけが見られるはずの画面やファイルが、外部からも見えてしまう状態になるケースです。 例えば、社内用の在庫管理画面やレポート画面、お客さまの情報を扱う画面が外から丸見えになってしまう、といったイメージです。
  4. SQL(Structured Query Language)インジェクション
    SQLは、データベースを操作するための言語の名前です。 ここに悪意のある命令文を紛れ込ませることで、データベースの中にあるお客さま情報などを盗み出されてしまう可能性があります。 いわゆる「顧客情報の流出」としてニュースになるケースでよく問題になる攻撃です。
  5. 認証バイパス(ログインをすり抜ける攻撃)
    本来はログインしないと触れないはずの機能や管理画面に、ログインをすり抜けて入られてしまうような脆弱性もあります。 これが起きると、管理者権限を乗っ取られてマルウェアをアップロードされるなど、被害が一気に重くなります。

こうした攻撃は、サイトの中だけで完結するものではありません。 皆さん自身のサイトだけでなく、そのサイトにアクセスしてくれたお客さま側にも被害を与えてしまう可能性があるということを、まずは知っておいてもらえれば十分です。

メンテナンスをさぼると何が起きるか

実際の現場でよく見かけるのは、次のようなパターンです。

ここまで来ると、単に「自分たちのサイトが止まって困る」という話では済

エピソード: Webコンサルタント中山陽平の「中小企業を強くするWebマーケティングラジオ」

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