岡田崇の毎日AIニュース「聴いたら寝ろ。」 · 2026年9月27日 · 8:38
1941年のドイツ軍エニグマ通信「MVUEH」が、2026年にGPT-6 Astraを使って解読されました。AIは関連する既解読文「SIPVX」を手掛かりに、必要な解読用プログラムも作成。研究者が鍵と平文を検証しています。解読結果は意外にも行軍経路を尋ねる通信でした。
今回は、何がAIによる成果で、どこに既存資料や人の判断が入ったのかを整理します。後半では「会社の資料から発見を探して」といった、AIに大きな目標を渡す使い方を考えます。
▼目次
0:00 エニグマと85年の謎
1:17 Astraが選んだ手掛かり
2:53 解読された意外な内容
3:43 研究者の検証ともう一つの解読
5:35 現代の暗号とは別の話
6:54 会社で試す問いの渡し方
▼補足
・「迷子」は番組のたとえです。解読された文面は行軍経路を尋ねています。
・Astraは既解読のSIPVXを手掛かりにしています。何の情報もなく解いたという意味ではありません。
・「約1000通」「残り7通」はCrypto Cellarが扱う対象資料の範囲です。第二次世界大戦中の暗号全体の数ではありません。
・これは歴史的な機械式暗号の解読例であり、現代の暗号が解読されたという話ではありません。
▼主な出典
Crypto Cellar Research:The MVUEH Break(研究者による検証)
https://www.cryptocellar.org/bgac/the-mvueh-break.html
Crypto Cellar Research:The FMNGI Break(Claude Opus 5による別事例と対象資料の範囲)
https://www.cryptocellar.org/bgac/the-fmngi-break.html
OpenAI:GPT-6 Astra
https://openai.com/index/gpt-6-astra/
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岡田崇/株式会社Timewitch 代表取締役
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BGM:Ignition(当社テーマソング)