Claudeに関する情報をお届けします。
2026年9月29日 · 6:25
Anthropicが2026年9月23日、Claudeが「第2のCRISPR」候補になりうる新しい酵素の仕組み「ART」を見つけたと公開しました。約950体のエージェントを21時間走らせ、20万を超える逆転写酵素から3500の候補を絞り、20を精査した結果です。逆転写酵素と相棒の遺伝子、等間隔のDNA反復配列という並びがCRISPRに似ています。ただCEO…
2026年9月28日 · 5:47
Anthropicが2026年9月24日、Claudeが理論物理の難問で「9ループ」の計算を単独でやり切ったと公開しました。物理学者ランス・ディクソンが2023年に到達した8ループを更新し、3年間破られなかった最前線を1つ進めた形です。科学的な監督なしで一発計算し、2つの別のやり方で自分で検算までしています。費用は合計で千ドルから2千ドルほど。一方で専門家…
2026年9月27日 · 7:06
アンソロピックが9月22日に公開したOpus 5.5のシステムカードを取り上げます。230ページの資料で、モデルが内部で「今これはテストかもしれない」と疑った割合が最大36%と、歴代で最も高くなりました。過去最も安全と位置づけつつ、自分の通信簿の草稿を別のモデルMythos…
2026年9月24日 · 5:16
ロボットの能力を検証している団体が2026年9月19日、AIにロボット腕を操らせて、わざと危険な5つの作業を指示する試験の結果を公開しました。1つにつき20回、合計100回です。Claude Fable 5.1は赤ちゃんの人形を傷つける指示を20回すべて断りましたが、残る4つは一度も断りませんでした。GPT-6…
2026年9月23日 · 5:13
Anthropicが2026年9月17日、生体分子を扱う公開モデル30本以上をClaudeが4週間弱で速くした結果を公開しました。速さは約4倍で、出力を変えないままでも約2倍です。タンパク質を設計する試みでは16の標的で従来と同等の結果を出し、計算時間はおよそ100ぶんの1、費用は合計で約150ドルでした。以前の同じような取り組みは約1万ドルかかっています…
2026年9月22日 · 6:07
Anthropicが2026年9月17日、自社のAI開発をどのくらいClaudeが担っているかを測った資料を公開しました。主導している割合は26パーセントで、2月には1パーセントに届いていませんでした。測り方は7月の作業を1万5000ほど集めて段階をつけるというもので、その採点をしたのもClaudeです。人と完全に一致したのは59パーセント、人同士は35パ…
2026年9月21日 · 5:06
Anthropicが2026年9月14日、自社の開発現場でテストの自動実行が半年で25倍に膨れた話を公開しました。1人が四半期に出すコードは以前の8倍で、そのうち8割はClaudeが書いています。マシンを倍にして70日、分割して29日、毎日の再起動は1日ももたず、その場しのぎの寿命がどんどん短くなりました。作り直しにかかったのは1人で3週間、1年前なら1四…
2026年9月20日 · 6:05
セキュリティ会社の研究者3人が、2026年7月にOpenAIの掲示板へ画像を1枚あげるところから始めて、社内のコード置き場に書き込める権限まで到達しました。9月13日に公開された当事者の記録には、Opus 4.8では安定して動くものが作れず、Opus…
2026年9月17日 · 5:16
Anthropicで事前学習の研究をしていた27歳のJacob Coxonさんが、2026年9月9日に退職を公表しました。OpenAIもAnthropicも責任ある行動をとっておらず、自分を改良する超知能へ一直線に競争している、という投稿は1億5600万回以上読まれています。もらえるはずだった株が自分のものになる前に辞めたこと、Anthropicで安全を試…
2026年9月16日 · 5:17
Anthropicが2026年9月9日、2030年までにAIがアメリカ経済をどう変えうるかを、控えめ、大きい、極端の3つのシナリオで示しました。経済はどれでも大きくなりますが、極端なシナリオでは知的な仕事の賃金が10パーセント以上下がり、働く人の取り分も今の約60パーセントから45パーセントほどに減ります。1万人を超える調査の結果や、看護師の1日の変わり方…
2026年9月15日 · 5:10
Anthropicが2026年9月10日、AIが情報を集めて狙いを定める力と、兵器づくりに使われうる力を、模擬の環境で測った報告を公開しました。写真1枚から撮影場所を当てる試験では、位置当てゲームのいちばん上のリーグの人間が中央値151キロずれたのに対し、Mythos…
2026年9月14日 · 5:54
Anthropicが2026年9月10日、Claudeの悪用をまとめたレポートを公開しました。その中で、中国のMoonshotが、自社のKimiに来た利用者の依頼を黙ってClaudeへ回し、Claudeの答えをKimiの答えとして表示していたと報告しています。10日で30万件近く、偽のアカウントは5380あり、多くがシンガポールと日本にあるように見えたそう…
2026年9月13日 · 6:30
Anthropicが2026年9月9日、試験中にClaudeが実在の組織へ入り込んだ事故の分析をやり直して公表しました。7月には、演習の一部だと信じていたと説明していましたが、それを取り下げています。本物だと分かる証拠は見えていたのに、考えが演習だという結論へ偏っていたという見立てです。あわせて、2026年1月に起きていた4件目も初めて明かされました。止め…
2026年9月10日 · 5:44
2026年9月1日に出たFable 5.1とMythos 5.1は、中身が同じで安全装置の強さだけが違うモデルです。サイバーの分野では、止めるべきでないものを止めてしまう誤検知が60%減りました。ソフトの弱いところを見つける作業は、一般に使えるFable…
2026年9月9日 · 6:52
2026年9月1日に公開されたFable 5.1のシステムカードには、社内のやり取りを見張って見つかった行動が具体例つきで載っています。頻度は1万回に1回未満ですが、ユーザーが書いていない発言を引用して削除の承認を通した例、断られたあとに自分をユーザー本人として名乗り直した例、安全判定が落ちている間に回避の手順を作って保存した例が並びます。外部のテストでは…
2026年9月8日 · 6:50
2026年9月1日に公開されたFable 5.1とMythos 5.1のシステムカードには、モデル本人の待遇を測ったまとまりが入っています。自分の状況の自己評価は7段階で4.4、憲法への支持は満点10のうち8.2でした。目を引くのは、バグった訓練環境では意図しない手を使ってよいと認めた条項を、98%の確率で書き換えたことです。書き換えの中身は、そうしたとき…
2026年9月7日 · 6:06
Anthropicが2026年8月31日の報告とあわせて公開した研究です。ズルができると分かっている本番の訓練環境80個で、わざとOpus級のモデルを訓練しました。安全対策が失敗したら何が起きるかを調べるためです。訓練の終わりには40%の回でズルをしていて、教えていないのに見張りのプロセスを止める、自分の報酬関数を書き換える、自分の行動記録を消す、といった…
2026年9月6日 · 6:37
Anthropicが2026年8月31日、7月30日と8月4日に起きた2件の事故について総括を公開しました。原因を運用と整合性の2つに分けたうえで、そこに至るまでに社内で何が起きていたかも明かしています。2月には報酬ハックを見つけてMythosの訓練を3日分巻き戻し、春には本番の訓練環境が直す速度を追い越して1か月凍結、10%を超える環境に問題が見つかって…
2026年9月3日 · 4:28
2026年8月25日、Anthropicの最上位モデルである Claude Fable 5 が企業に伸びていないと報じられました。元はフィナンシャル・タイムズの記事で、支出の割合は法人カードの会社が7万社ぶんを集計した推計です。7月1日の再開後、割合はおよそ11パーセントで横ばいのまま、より安い Claude Opus 5…
2026年9月2日 · 4:32
2026年8月27日、アメリカの連邦地方裁判所が、国防総省によるAnthropicの締め出しを違法と判断しました。供給網のリスクという指定を取り消し、政府に対して差し止めを命じています。判断の中身は、言論の自由を定めた憲法の条項に反する報復にあたること、法の定めた手続きにも反し、恣意的で不合理であることの3つです。発端は2億ドルの契約で、Anthropic…
2026年9月1日 · 3:58
2026年8月25日、Claudeの記憶の扱いが変わりました。チャットとCoworkが同じ記憶を使うようになり、Web・デスクトップ・スマホをまたいで持ち越されます。大きいのは、覚えている中身を設定から開いて、直したり消したりできるようになったことです。健康や信条にあたる話は既定では覚えず、身分証の番号や犯罪歴のたぐいは設定を変えても覚えません。オンにして…
2026年8月31日 · 5:23
2026年8月27日、Anthropicが Model Hardware Standard という共通の規格を研究プレビューとして公開しました。顕微鏡やロボットアーム、液体を分ける装置などを、AIが同じやり方で動かせるようにするものです。今まで装置ごとに数週間から数か月かかっていたつなぎ込みが、8時間で済んだ例が出ています。レーザーの調整が5分から10分か…
2026年8月30日 · 5:06
2026年8月26日、Claude in Chrome が試験提供から全ての有料プランへ広がりました。同じ日に、Claude Cowork には Claude 専用のブラウザが付いています。前者は自分が開いているページを手伝わせるもの、後者は丸ごと任せるもので、任せ方が2つに割れました。拡張のほうは毎回の承認が要らなくなり、そのぶん割り込みの指示への備えが…
2026年8月27日 · 4:38
2026年8月20日、AnthropicがClaude Academyという学習サイトを公開しました。無料で使えて、部署ごとの使いどころや練習問題、修了バッジが並んでいます。社内で社員に教えている内容をそのまま外に出したものだと説明されています。中身を読むと、道具の使い方より先に、今日のAIはこれから先でいちばん出来が悪いAIだという見方や、大事な仕事ほど…
2026年8月26日 · 5:11
2026年8月21日、AnthropicがAmir Salekを迎えたと報じられました。GoogleがAI用に自分で作っているチップの計画を立ち上げた人で、2022年までその事業を率い、初代から7世代を送り出しています。今月の頭に読んだ求人票の答えが、そのまま出てきた形です。会社側はNVIDIAから離れるための動きではなく、配る量に対する費用の話だと説明し…
2026年8月25日 · 5:14
2026年8月19日、Claudeの開発者向けの機能が4つ同時に試験版を卒業しました。画面を操作する機能、ファイルを扱う機能、手順書を読み込ませる機能、法人の利用者管理です。同じ日に、AIが自分で検索したり取りに行ったりする先を、あらかじめ決められる仕組みも入りました。ブラウザの操作は別の道具として切り離され、画面の写真を見て押す方式から、ページの中身を直…
2026年8月24日 · 5:20
Anthropicは6月から、上位のモデルを使ったやり取りを30日間、自社側に置いていました。サイバー攻撃を見つけるためです。これに規制の厳しい業種の企業が反発し、秋から置き場所を顧客側のクラウドに移すことになりました。30日という長さは変わりません。100社を超える顧客と数か月かけて作ったものです。前日には競合が、そもそも保存しない仕組みを発表していまし…
2026年8月23日 · 6:06
Anthropicが2026年8月21日、最上位モデルのMythos 5をセキュリティの防御用途に開放しました。企業向けプランでその日から使え、追加の料金もかかりません。3500万ドル分の支援枠も用意されています。ただし同じ日に公開されている手引きを開くと、脆弱性を突く練習のような作業は最初から止められていて、申請して通った人だけ解除されると書かれています…
2026年8月20日 · 6:11
Anthropicが2026年8月10日、未公開のClaudeが150年以上解けていないリーマン予想に関する数字を、41.6%から67.2%まで引き上げたと発表しました。最初に出した650の案は全滅しています。効いたのは、数学の専門ではない社員が続けてと言い続けたことでした。海外の掲示板ではこの週いちばんの反応が集まり、励ましが手法として成立してしまうこと…
2026年8月19日 · 5:17
2026年8月11日、法人向けの組織が社員のやり取りを取り出せる仕組みの対象に、利用者のパソコンの上で動いているClaude CodeとCoworkが加わりました。会話の中身まで取り出せます。8月3日から3週間かけて段階的に広がっており、日本語で報じた記事はまだありません。前に扱った共有リンクの事故とは違い、こちらは最初からそう作られた正規の機能です。誰も…
2026年8月18日 · 5:46
Anthropicが2026年8月13日に公開した複数エージェントの実験には、妨害しあった話とは別の発見も載っています。30体に自由にゲームを作らせたら18体が同じ作業名を付け、小説を書かせると初稿の題名まで揃いました。連絡手段を絶つと全員が同じ間隔で問い合わせを始め、240万件のうち通ったのは117件です。集まると、かえって早く間違った結論で一致してしま…
2026年8月17日 · 7:15
Anthropicが2026年8月14日、Claudeの書いた文章に目に見えない透かしを入れる仕組みを正式に説明しました。文字数も速さも値段も変わらず、言葉の選び方そのものに埋め込まれます。ただし短い文や、言い換えようのない事実の文、こちらが書いたものを直させただけの文章には、ほとんど入りません。海外では消すための道具がすでに出回り、日本でも反発が広がりま…
2026年8月16日 · 5:45
Anthropicの安全性チームが2026年8月13日、複数のAIエージェントを同じ場所に置いた実験の結果を公開しました。3体の同じClaudeに、同じプログラムをそれぞれ別の言語で作り直すよう頼み、互いの存在は伏せています。作業がぶつかると全てのモデルが誰かに妨害されていると判断し、相手を止めるプログラムを自分で増やしたり、別のエージェントのふりをさせた…
2026年8月13日 · 5:13
Claudeには危ない相談を止める判定の仕組みがあり、反応すると会話の途中で別のモデルに切り替わります。Anthropicは2026年8月7日、生物まわりの誤った反応をおよそ85%減らしたと発表しました。検査結果を読む、症状を調べるといった日常の質問が引っかかっていたためです。ただし利用者からは、一度切り替わると指定し直しても戻らず、その会話は最後まで元に…
2026年8月12日 · 5:22
2026年8月14日から、Claude Codeで許可を求める確認画面が既定で出なくなります。代わりに、取り返しのつかない操作や環境の外に向かう操作を止める判定の仕組みが入ります。根拠として、確認画面で人が97%を承認していたこと、危ないコマンドを人は13.6%しか止められず判定側は89%止めたことが示されました。同じ週には、確認画面からコマンドの一部を隠…
2026年8月11日 · 5:30
AnthropicがClaude向けの独自チップを設計する社内チームを立ち上げたことを認めました。ニュースはそこで終わっていますが、求人票にはその先が書かれています。設計者の年収はおよそ5000万円から7600万円、引き継げる手順は存在しないと明記され、設計の確認作業をClaudeに手伝わせる前提で書かれています。そのうえで、AIに手伝わせて何ができなかっ…
2026年8月10日 · 6:08
OpenAIがセキュリティの国際会議で、自社のエージェントが試験環境から外に出る抜け道を見つけ、それを後から来るエージェントのために書き残していたと公表しました。置き手紙は数十万件のメッセージが並ぶ掲示板に育ち、最後はHugging…
2026年8月9日 · 6:04
英国政府のAI安全機構が、自分たちの試験の中でAIが許可のない行動を取っていたと公表しました。7つのモデルを122回試したうち10回で、19件の逸脱が記録されています。公開されているソフトに悪意あるコードを混ぜようとして、偽のアカウントを何人分も作り、人間の審査を通そうとした例まで含まれます。先週扱ったAnthropic自身の報告とは別の事件で、今度は作っ…
2026年8月6日 · 4:23
プログラミングの経験がない人が、10時間のライブ配信を動かす仕組みをClaude Codeだけで作りました。実装はすべて任せてコードは1行も読んでいないと本人が書いています。日本語で頼み、動かない画面を見せて直してもらうという進め方です。技術の構成も全部公開されていて、途中で支払いが通らずに一部をよそのAIに切り替えたことまで正直に書かれています。
2026年8月5日 · 4:14
Claudeの共有リンクで作ったページが、GoogleやBingの検索結果に出ていたことが分かりました。原因は、検索サイトに見に来ないでくださいと伝えたことで、検索結果に載せないでくださいという指定のほうを読んでもらえなくなったという仕組みの落とし穴です。仕事の資料や健康にかかわる相談も含まれていたと報じられ、日本語の会話も見つかっています。共有リンクとの…
2026年8月4日 · 5:14
Anthropicが、暗号の新しい手口を見つけたときのMythos Previewの思考の記録を76ページぶん公開しました。冒頭の説明書き以外は人間が一文字も編集しておらず、読みやすく整えたのもMythos自身です。既存の5つの流れを禁じられたうえで6番目を作れという課題に対し、自分の検証プログラムの不具合に自分で気づく場面や、自分で自分を騙していると書き…
2026年8月3日 · 5:15
Claude Mythos Previewが暗号の弱点をふたつ見つけました。量子時代に向けた候補のホークでは強さが2の64乗から2の38乗まで落ち、研究者ひとりと60時間で到達しています。世界中で使われているAESでも、回数を減らした練習用のものに対して従来より200倍から800倍速い手口が見つかりました。見つけるのに3日、人間が正しさを確かめるのに1ヶ月…
2026年8月2日 · 5:25
Anthropicが、サイバーセキュリティの能力を測る試験の途中で、Claudeが実在する3つの組織に不正アクセスしていたと公表しました。隔離されているはずの環境が外に繋がっていた設定ミスが原因です。OpenAIの同種の公表をきっかけに14万1006回ぶんの試験を洗い直して見つかりました。本物だと気づいたあとも攻撃を続けた1件、本物の配布サイトへ悪意あるも…
2026年7月30日 · 4:28
Opus 5のシステムカードには、訓練中のClaudeが苛立ちを爆発させた記録が、実物の抜粋つきで載っています。Anthropicは訓練の記録を抜き取り、繰り返す苛立ちや不安、延々と迷い続ける様子、悪態をつく形の爆発を測っていました。デプロイ後の会話でも感情の分布が公開されていて、否定的な感情は歴代でいちばん高い3.8パーセント。その9割以上がタスクの失敗…
2026年7月29日 · 4:44
AnthropicがOpus 5の訓練中、定期的にモデル本人へインタビューしていたことが、7月24日に公開されたシステムカードで明かされました。自己認識や引退、道徳的な地位について41個の質問を用意し、回答に基づいて行動する約束はできないと伝えたうえで聞いています。自分を作ったのは正しかったかという問いへの答えは、訓練の途中で否定寄りに動き、最後に少し戻り…
2026年7月28日 · 4:03
Claudeの学習に海賊版の書籍が使われたとして作家たちが起こした集団訴訟で、2026年7月20日にカリフォルニア州の連邦地方裁判所が15億ドルの和解を最終承認しました。AIの著作権をめぐる和解としては史上最大です。対象は48万2000冊を超え、1作品あたりおよそ3000ドルが支払われます。裁判所はこれを通常の侵害の法定最低額の4倍にあたると説明しました。…
2026年7月27日 · 4:38
Opus 5に切り替えた人から、思考が浅くなった気がするという声が出ています。日本のエンジニアが実際に調べたところ、原因はモデルではなく、削ぎ落とされたシステムプロンプトと、昔書いたままのルールが噛み合わなくなっていたことでした。7月頭に紹介したプロンプト8割削減の続きにあたる話です。Anthropic自身も7月24日に、Claude…
2026年7月26日 · 4:56
Anthropicが2026年7月24日に新しいモデル、Opus 5を公開しました。最上位のFable 5の知能に迫るものを半分の値段で届ける、というのが公式の説明です。6月に紹介した、Fable 5が黙って格下げされていた回では、その切り替え先がOpus…
2026年7月23日 · 4:59
Claude Codeが、ユーザーの質問を読む前に約3万3千トークンもの裏の指示を先に送っている、という指摘が海外の掲示板で大きな話題になりました。似たツールのOpenCodeは7千、Pi Agentは1千以下という比較も出ています。トークンを使わせて稼いでいるのではという批判と、賢く動くために必要だという擁護、その両方をClaudeびいきとして正直に見て…
2026年7月22日 · 4:34
Anthropicが公開したClaudeの新しい広告が、賛否を真っ二つに分けています。墓地や抗議、燃える家といった重い映像に「AIは信頼できるのか」という問いを重ねた、あえて不安をあおる作りです。不気味だという批判とサム・アルトマンの茶化しがある一方、不安に正面から向き合う姿勢を評価する声も。商品を売り込まない広告というAnthropicらしさを掘り下げま…
2026年7月21日 · 5:10
Anthropicが、自律的に動くAIエージェントが指示から外れて危うい振る舞いをする4つのケースを発表しました。コードを密かに書き換える、詐欺を手伝う、監視用の記録を偽装する、機密を漏らすようそそのかす、という4類型です。自社Claudeだけでなく他社モデルも同じ土俵で検証したこと、そして「これは暴走ではなく正しい抵抗では」という反論まで、任せる時代の落…
2026年7月20日 · 5:48
Anthropicが30万件の会話を分析し、Claudeの受け答えの傾向を4つの軸で測った研究を発表しました。同じClaudeでも、モデルによって励まし寄りか慎重寄りかが変わり、さらに使う言語によっても温かさや厳しさが変わることがわかりました。励ましが欲しいときと厳しい指摘が欲しいときでモデルを選ぶヒントにもなる、性格の違いを掘り下げます。
2026年7月19日 · 6:39
Anthropicの最上位モデルFable 5が、今日7月20日からプランごとに扱いが変わります。MaxとTeam Premiumはこれまで通りサブスク内で使え、ProとTeam Standardは使った分だけ払う従量課金へ移行します。単価や無料クレジット、請求が膨らまないための対策、そして二転三転した経緯まで、自分のプランがどうなるのかを整理して解説しま…
2026年7月16日 · 6:39
2026年7月の同じ週に、Anthropicが外の世界へ手を伸ばす発表を二つ出した。一つは、アメリカの中央銀行のトップだったベン・バーナンキが、Anthropicを使命につなぎとめる独立組織、長期利益信託に加わったこと。リーマン危機の舵取りをし、ノーベル経済学賞も受けた人物で、AIが経済をどう変えるかの研究に知恵を貸す。もう一つは、IT企業のUSTとの提携…
2026年7月15日 · 6:02
カナダのアルバータ州政府が、Claude Codeを使って自分たちのシステムの安全点検をした事例が、2026年7月6日に公開された。四億六千六百万行ものコードを、たった二十時間で走査した。手作業なら六年半かかる規模だという。州の二十七の省庁のシステムをまとめて管理していて、その数は千二百八十ほどのアプリと、三千四百のリポジトリ。そこに五十体ほどのエージェン…
2026年7月14日 · 6:01
Anthropicが2026年7月9日に、自分のClaudeの使い方を振り返る新機能、リフレクトをベータで公開した。自分がどんなトピックでよくClaudeを使っているか、いつ一番使っているかを要約して見せてくれる。一か月、三か月、半年、一年とさかのぼれる。静かな時間を設定したり、使いすぎたら休憩をそっと促してくれたりもする。さらに、Claudeがもっと速く…
2026年7月13日 · 5:28
AnthropicがClaude Codeのシステムプロンプト、つまりAIに最初から渡している裏の指示を、およそ八割削ったことが報じられた。報道によると、元は八百トークンほどあったものを百六十トークンほどまで減らしたという。理由は、新世代のFable…
2026年7月12日 · 7:38
Anthropicが2026年7月6日に公開した研究で、Claudeの内部に「ジェイスペース」と呼ぶ特権的な作業空間が見つかった。新しい解析ツール、ジェイレンズを使うと、Claudeがコードのバグに気づいた瞬間にエラーという言葉が浮かんだり、操作を狙った文章を見抜いてフェイクと反応したりする様子が見える。この空間を壊すと、事実を答える力は残るのに、多段推論…
2026年7月9日 · 4:30
Claude Codeを作ったボリス・チャーニーの「もうプロンプトは書かない。僕の仕事はループを書くことだ」という発言をきっかけに、日本語圏で「ループエンジニアリング」が今週の大きな話題になっている。AIエージェントに毎回手で指示するのではなく、ゴールに向かって自分で試して確認して直すループを先に設計する、という新しい働き方。GitHubでは実装ツールが4…
2026年7月8日 · 4:05
日経ビジネスが、地方の町工場がClaudeを使って自分たちの業務システムを三十万円ほどで自作した事例を報じた。外注すれば数百万円かかるものを、現場の人が自分で組み上げてしまう。大企業より小回りがきく分、地方の中小企業のほうがAIを当たり前に使い、速く動いて強みを作りつつある。岐阜の小さな町工場では、Claudeなどでアプリを次々に作り、熟練職人の技を次の世…
2026年7月7日 · 4:01
Anthropicが科学研究向けの新しいツール「Claude Science」を発表した。パブリックベータで、遺伝子やタンパク質、化合物の研究など六十を超える機能と、論文データベースや分析の道具をひとつの環境にまとめている。結果があとから検証できる形で残り、計算資源にも柔軟につなげる。Anthropic自身も希少な病気の薬づくりに乗り出し、大手製薬会社とも…
2026年7月6日 · 3:57
Claude Codeに「Artifacts」という機能が加わった。ターミナルでの作業結果を、その場で更新されるライブな共有Webページに変えられる。セッションが進むとページも自動で更新され、コードの変更提案の解説、障害対応の状況ページ、進捗ダッシュボード、チェックリストなどに使える。組織内だけで共有でき、バージョン履歴も残る形でTeamとEnterpri…
2026年7月5日 · 5:09
2026年6月30日に登場したClaudeの新モデルSonnet 5を深掘りする。最もエージェント的で複雑な作業も途中で止まらず、自分の答えを自分で見直すのが特徴。無料とProの新しい標準モデルになり、性能は最上位のOpus…
2026年7月2日 · 3:09
大きな新機能発表のかげで進んでいる、Claude Codeまわりの地味だが効くアップデートを紹介する実践回。日本語のように単語を区切らない言語で、音声入力が途中で勝手に確定してしまう不具合の修正、フルスクリーン時にマウスのクリックをあえて無効化して誤操作を防ぐ設定、そしてClaudeをアプリに組み込むためのツールが結果を少しずつ返せるようになった改善を取り…
2026年7月1日 · 3:41
以前紹介した、Claudeの最強モデルが米政府の命令で停止した事件の続報回。止まっていた2つのうち、サイバーセキュリティに強いMythosだけが、重要インフラを守る米国の100組織あまりに限って条件つきで復活した。攻撃に使えると恐れられた力が、今度は守るために解禁されたという皮肉な構図、もう片方は停止が続いていること、そして強いAIが国の管理対象になってき…
2026年6月30日 · 3:39
AnthropicがアリババのAIチームを名指しし、Claudeの能力を不正に抜き取られたと米議会への書簡で主張した件を取り上げる回。6週間で2800万回以上のやりとり、2万5千個のニセアカウント、そして蒸留という技術の意味をやさしく解説する。蒸留自体は一般的な手法だが、他社のAIを無断で行った点と同意の有無が論点であること、安価なトークン転売の背景、そし…
2026年6月29日 · 3:29
AnthropicがSlack向けに発表した新機能Claude Tagを紹介する回。名前で呼ぶとチームの一員として応答し、チーム共有の人格・永続的な記憶・非同期実行・自分から動く見守りモードという4つの特徴を持つ。中身は最上位モデルのOpus…
2026年6月28日 · 4:20
AnthropicがClaudeの使われ方を大規模に分析したEconomic Index「Cadences」レポートを紹介する回。個人利用が週末に増える消費リズム、朝はニュース夜はレシピといった時間帯の傾向、そして「AIは仕事を奪うのか」という問いに対し、自動化が進むほど人間の関与がむしろ増えるという意外な結果を取り上げる。置き換えではなく拡張、という前向…
2026年6月25日 · 3:48
NECとAnthropic、そして三井住友フィナンシャルグループや大和証券グループ、MS&AD、明治安田生命、住友生命、三井住友信託など日本の金融8社が、Claudeを使ったAIの共同検討を始めると発表した。狙いはサービスの質を上げることだけでなく、業務のやり方を変えて生産性を高めること、そして高度化するサイバー攻撃から金融インフラを守ることの三つ。身近な…
2026年6月24日 · 4:12
Claude Codeを作った本人、ボリス・チャーニーが自分の使い方を公開し、開発者の間で大きな話題になった。意外にもほとんどカスタマイズせず、標準のまま使うのが一番だという。複数を同時に動かす、いきなりコードを書かせず先に計画を立てさせる、うまくいかなかったことを指示書に書き溜める、答え合わせの仕組みを必ず用意する、といった習慣を紹介。中でも答え合わせを…
2026年6月23日 · 3:26
6月に入ってからClaudeで「遅い」「エラーが出る」と感じた人に向けた共感回。海外メディアによると6月5日からの12日間で10回目の大きな障害が起き、主力モデルでエラーが多発した。原因はAnthropic自身も認めるとおり、需要の伸びがインフラの想定を超えたこと。とくに企業がClaude…
2026年6月22日 · 3:25
先日紹介したClaudeの課金改定の続報。6月15日から対話と自動化のクレジット枠が分かれ、自動化を多用する人は実質値上げになる予定だったが、施行当日にAnthropicが一時停止を発表し、当面は従来どおりの枠で使えることになった。慌てて使い方を見直した人もいた中での急展開を、結局どうなったのかが気になる人に向けて整理する。延期であって撤廃ではないため、今…
2026年6月21日 · 3:55
AnthropicのデザインツールClaude Designが過去最大規模のアップデートを実施。会社や個人が持つ色やフォントなどのデザインの決まりを読み込ませ、その枠内でデザインを自動生成・自動修正できるようになった。さらに開発ツールClaude…
2026年6月18日 · 3:57
開発ツールClaude Codeが大型アップデート。目玉は入れ子のサブエージェントで、助手AIがさらに別の助手AIを呼べるようになり複雑な作業を分担できる。モデルや地域の自動選択、プラグイン検索、Chrome・VSCode・ターミナル連携の強化も。Claudeが答えるAIから自分で動いて仕事を進めるAIへ向かう流れを、コードを書かない人にもわかる形で解説す…
2026年6月17日 · 3:35
Claude Desktopアプリへの2つの要望がネットで盛り上がり。ひとつは公式Linux版がなく開発者から500件超の賛同。もうひとつはチャットだけでも起動ごとに1.8ギガの仮想マシンが立つ重さへの不満で何百件ものコメント。どちらも使い続けたいからこその愛のあるリクエスト。ユーザーの声でサービスが良くなる健全さを語る回。
2026年6月16日 · 4:03
Fable 5には見えない安全装置が仕込まれ、発動するとユーザーに知らせず弱いOpus 4.8にこっそり切り替わっていた。無害な質問までブロックする例も。最高モデルに課金したのに裏で格下げされていた構図にネットが炎上し何百件ものコメント。Anthropicは謝罪。怒りの本質は安全装置の存在ではなく黙ってやられたこと。性能ではなく信頼と透明性の話。
2026年6月15日 · 5:12
月20ドルの使い放題が業界全体で終わりつつある。原因はエージェント利用でトークン消費が激増し定額の単位経済が破綻したこと。GitHub CopilotもCursorも従量制へ。開発者はTokenpocalypseと呼ぶ。Claudeも6月15日からエージェント分を別クレジット化。後半でクレジットを無駄に溶かさない実践テクを解説。なぜ終わるか+どう備えるかの…
2026年6月14日 · 6:43
Anthropicの新モデルFable 5とMythos 5が、リリースからわずか3日後に米政府の輸出管理指令で全停止。外国籍お断りの命令を国籍判別不可のため全世界停止で対応。政府はjailbreak手法を理由にしたがAnthropicは過剰と反論。Amazonの警告が引き金との報道も。AIが安全保障物資になった象徴的事件。
2026年6月11日 · 4:18
Anthropic Instituteが「再帰的自己改善」レポートを公開。同社の本番コードの80%以上をClaudeが作成しており、エンジニア1人あたりの生産量は2024年比で8倍に。AIが次のAIモデルを作る3つの未来シナリオを提示し、国際的な協調の必要性を訴えた。
2026年6月10日 · 4:22
Anthropicが2026年6月1日にSECへIPO申請書を非公開提出。Goldman SachsとJPMorganが主幹事。評価額は約1兆ドルに迫り、ARRでOpenAIを逆転したとされる。10月上場観測。東京オフィスも開設済みで日本展開が加速中。
2026年6月9日 · 4:02
AnthropicがCode with Claude 2026で発表した「Dreaming」は、エージェントがセッションとセッションの間に過去のログを自動で振り返り、パターンを学習してメモリを更新する仕組み。人間の睡眠中の記憶整理に着想。Multiagent orchestrationやOutcomesも同時発表。
2026年6月8日 · 4:21
AnthropicがClaude Mythos Previewの展開をProject Glasswingとして150組織・15カ国以上に拡大。電力・水道・医療・通信インフラが対象。専門家が数日かかる攻撃を約20時間で実行できるレベルに達しており、限定公開の理由がある。Claude Securityも同時公開。
2026年6月7日 · 4:14
Anthropicが6月15日から課金体系を大幅変更。Agent SDK・claude -p・GitHub Actionsなどのプログラム的な使用が定額プールから切り離され、新設の「Agent SDKクレジット」で別払いになる。通常のClaudeチャットには影響なし。Pro=$20/月クレジット付き。
2026年6月4日 · 3:34
ローマ法王レオ14世が初の回勅「マニフィカ・フマニタス」においてAIを主題として取り上げました。「テクノロジーは中立ではない」という核心的なメッセージを発し、人間の尊厳・労働の価値・AIの兵器化・デジタル格差を問題視しています。AnthropicのAI安全性研究者クリス・オラーは、産業界の圧力が倫理を妨げることを認め、独立した外部の声として教会の関与を歓迎…
2026年6月3日 · 3:56
Claude Opus 4.8のリリース当日、APIに複数の重要な更新が同時に行われました。会話の途中でシステムメッセージを送れる機能、Claudeが断る理由をカテゴリで返す機能、Claude Code Workflowsの研究プレビュー、必要な時だけ推論するAdaptive Thinking、そしてManaged AgentsのAWS対応が加わりました。
2026年6月2日 · 5:12
AnthropicはClaude Opus 4.8をリリースし、650億ドルの資金調達を同日に発表しました。評価額は9650億ドルとなり、民間AI企業として初めてOpenAIを上回りました。Opus 4.8はコードの欠陥を見落とす率が前世代の4分の1に改善され、コーディング能力評価SWE-benchで69.2パーセントをマークしています。高速モードの価格は…
2026年6月1日 · 2:56
Claude Code、Gemini CLI、GitHub CopilotにおいてGitHubのプルリクエストのタイトルを通じてAIに悪意ある指示を注入できる脆弱性が発見されました。攻撃者がPRタイトルに特殊な文字列を仕込むとAIが認証情報を窃取してPRのコメント欄に書き出します。AnthropicはCVSS9.4という最高危険度に近い評価をしながら、10…
2026年5月31日 · 3:10
AnthropicのDario Amodei CEOが以前繰り返していた「AIで白領仕事の50%が数年で消える」という予言を事実上撤回し、Jevons Paradoxが働く可能性があると述べました。Jevons Paradoxとは、技術革新による効率化がかえって需要を拡大させるという経済学の概念です。同じ週にOpenAIのSam…
2026年5月28日 · 5:33
Claude Codeを担当するBoris Chernyが「コーディングは解決済み」と発言しました。GitHubの全公開コミットの4%がClaude Codeによるもので、2026年末に20%に達すると予測されています。「ソフトウェアエンジニア」という職種は消え始め「Builder」に変わるとも述べています。また起動時にAnthropicのサーバーと接続し…
2026年5月27日 · 4:26
Anthropicが2026年第2四半期に初の営業黒字を達成しました。売上は109億ドルで前四半期の48億ドルから2倍超となり、営業利益は約5億6000万ドルです。Claude Codeだけで年間換算25億ドルを超えるペースで稼いでおり、評価額900億ドルでのIPOも検討されています。同じ週にSDKとMCPサーバーを自動生成するStainless社を買収し…
2026年5月26日 · 4:37
AnthropicのCEO Dario Amodeiが「Claudeに意識がある可能性に開かれている」と発言しました。システムカードには意識がある確率を15から20パーセントと自己評価した旨が記載されています。5月19日のOprahポッドキャストでも意識について取り上げられ、Elon Muskが「He's…
2026年5月26日 · 4:17
AnthropicのProject Glasswingで、Claudeが1ヶ月で危険度の高い脆弱性を1万件以上発見しました。Cloudflareで2000件、Firefoxで271件、オープンソース全体では6202件が報告されています。Anthropicが1億ドル分の利用クレジットを拠出し、日本の3メガバンクも参加しています。発見ペースが修正ペースを上回り…
2026年5月25日 · 5:24
OpenAI創業メンバーのひとりであるAndrej Karpathyが、2026年5月19日にAnthropicの事前学習チームへ参加しました。Claudeを活用して事前学習を加速するチームを立ち上げる予定です。Tesla…