5分 de ヒストリー ~歴史・世界史・日本史・学び直し/クロノ
5分 de ヒストリー ~歴史・世界史・日本史・学び直し/クロノ · 2026年4月2日 · 5:17
教科書レベルの世界史(通史)が1日5分、ながら聞きで学べます。第193回目は「宗教改革その3」【オリジナル基本文】⇒【補足解説】の順に進めます。
◇オリジナル基本
ルターの活動に刺激され、既存の秩序に不満を抱く農民階層が蜂起した。ミュンツァーが指導したドイツ農民戦争に対し、ルターは当初、農民の窮状に理解を示しつつも暴力には反対する中立的な立場をとった。しかし、運動が過激化・暴徒化するとルターは明確に不支持を表明し、諸侯側に徹底的な鎮圧を促した。結果、農民戦争は鎮圧されて農奴制が維持・強化され、これがドイツが近代化に遅れる原因の1つとなった。
一方、対外関係ではイタリア戦争やオスマン帝国の圧迫に直面した皇帝カール5世が、1526年にいったんルター派を事実上容認した。しかし、情勢が好転した1529年に再びルター派を禁止。これに強く抗議したルター派の諸侯や都市は、のちにシュマルカルデン同盟を結成して結束を固め、ついには皇帝側との内戦へと発展していった。
エピソード: 5分 de ヒストリー ~歴史・世界史・日本史・学び直し/クロノ