【海外ネタを毎日配信】ポッドちょっと放送局 · 2026年9月5日 · 10:20
本日のYOSHIO's Report 2026年9月5日(土)
この配信で話されている内容は与太話です。誤認や思い込み、ハルシネーションが多々含まれますのでお気を付けください
パーソナリティ:YOSHIO
1. 米国のCD売上が58.6%増、販売枚数の伸びに大きな役割を果たしたK-popの収集文化
RIAAが9月1日に発表した2026年上半期レポートによると、米国の録音音楽売上は前年同期比6.9%増でインフレを上回り、ストリーミングが82%にあたる49億ドルを占めた。その中でCDは58.6%増の1億7,100万ドルと最大の伸び率を記録し、前年同期の約1億800万ドルから急増。vinyl(アナログレコード)は金額では5億5,400万ドルと大きいが伸びは17.7%で、フィジカルメディア全体は25.9%増だった。Luminateの2026年上半期レポートでは米国のCD販売が16%増の1,630万枚、vinylは2.4%増。この枚数の伸びにはK-popが大きな役割を果たしており、BTSのアルバムARIRANGが増加に大きく寄与した。実物アルバム販売の大半は今もインディーのレコード店だが、上半期に最も伸びたのはTargetやWalmartといった量販店で市場の約30%を占め、BTS、ENHYPEN、ATEEZが売れ筋の上位に並ぶ。Luminateはその要因を豪華パッケージ、店舗限定版、同一アルバムの複数バージョンによる収集主導の文化だと説明。ただしK-popを除いてもCD販売は6.7%増で、K-popだけの現象ではない。実物アルバム全体(LP・CD・カセット)は7.8%増の3,820万枚、Z世代の60%が1990年代以前の音楽を最もよく聴くと回答(2021年は18%)。ただしLuminateは消費者の販売枚数、RIAAは返品を差し引いた卸売収益を測っており直接比較はできず、RIAAの枚数集計は1,750万枚・45.7%増。RIAAの集計に中古CDや親から受け継いだCDは含まれない。ダウンロード収益は12.7%減、曲単位は13.7%減。上半期の米国音楽業界全体の売上は60億ドル。
【今回のキーワード】
RIAA(Recording Industry Association of America/全米レコード協会)、Luminate(音楽データ分析会社)、2026 Mid-Year Music Industry Revenue Report(RIAA 2026年上半期レポート)、Luminate 2026 Midyear Report、CD(compact disc)、vinyl(アナログレコード)、cassette(カセット)、physical media(フィジカルメディア)、streaming(ストリーミング)、paid subscription(有料サブスクリプション)、download(ダウンロード販売)、wholesale revenue net of returns(返品を差し引いた卸売収益)、consumer sales(消費者販売)、K-pop、BTS、ARIRANG(BTSのアルバム)、ENHYPEN、ATEEZ、Target、Walmart、indie record stores(インディーのレコード店)、deluxe packaging(豪華パッケージ)、exclusive editions(店舗限定版)、album variants(同一アルバムの複数バージョン)、collector-driven culture(収集を軸にした文化)、Gen Z(Z世代)、Consequence、TechCrunch
※金額換算は1ドル=156円(2026-09-04時点)で計算しています。