【海外ネタを毎日配信】ポッドちょっと放送局 · 2026年7月9日 · 17:50
本日のYOSHIO's Report 2026年7月10日(金)
1. OpenAI(オープンエーアイ)が新モデル「GPT-5.6(ジーピーティー・ゴーテンロク)」を一般公開し、仕事を代行するエージェント「ChatGPT Work(チャットジーピーティー・ワーク)」を同時発表
2026年7月9日、米国太平洋時間午前10時のライブ配信で発表。GPT-5.6は最上位のSol(ソル)、日常業務向けのTerra(テラ)、低コストのLuna(ルナ)の3モデル構成。数字が世代、名称が能力階層を示す。API(エーピーアイ)価格は100万token(トークン)あたりSolが入力5ドル(約810円)・出力30ドル(約4,860円)、Terraが2.5ドル(約405円)・15ドル(約2,430円)、Lunaが1ドル(約162円)・6ドル(約972円)。ChatGPT WorkはChatGPT内のagent(エージェント、指示から完了まで自分で手順を組み立てるAI)で、つないだアプリやファイルから情報を集め、表計算・スライド・文書・Webアプリを完成品として出力し、複雑な案件を数時間かけて自律的に処理する。土台は開発者向けツールのCodex(コーデックス)。plugin(プラグイン)一覧にはGoogle Drive(グーグル・ドライブ)、Slack(スラック)、Microsoft Teams(マイクロソフト・チームズ)、Gmail(ジーメール)、Salesforce(セールスフォース)、GitHub(ギットハブ)、Dropbox(ドロップボックス)。デスクトップではCodexアプリとChatGPTアプリが統合され、従来版はChatGPT Classic(チャットジーピーティー・クラシック)に改称。Pro、Enterprise、Eduで同日開始、Plusとビジネスは数日以内。GPT-5.4は7月23日に提供終了。GPT-5.6は6月末発表後、約2週間は政府承認組織のみの限定プレビューだった。CEOのSam Altman(サム・アルトマン)は米CNBC(シーエヌビーシー)に、政府との協働的なやりとりで多くの変更を加えたと述べ、Solはagentic coding(エージェンティック・コーディング)でtoken efficiency(トークン効率)が54%改善したと語った。競合はAnthropic(アンソロピック)のClaude Cowork(クロード・コワーク)。出典はAxios(アクシオス)、9to5Mac(ナイントゥーファイブマック)。
2. 自分のパソコンでAIを動かすソフト「Ollama(オラマ)」が6,500万ドル(約105億円)を調達
シリーズBラウンドを米ベンチャーキャピタルのTheory Ventures(セオリー・ベンチャーズ)が主導。Benchmark(ベンチマーク)、8VC(エイト・ブイシー)、Y Combinator(ワイ・コンビネーター)も参加。前回のシリーズAは1,500万ドル(約24億円)、累計調達額は8,800万ドル(約143億円)。2023年公開で、open-weight model(オープンウェイト・モデル、重みが公開されたAIモデル)をコマンド1行で自分のPCに導入できる。月間890万人の開発者が利用し、Fortune 500(フォーチュン500)企業の85%で使用。GitHub(ギットハブ)のスターは17万6,000。従業員はわずか14人。創業者はJeffrey Morgan(ジェフリー・モーガン)とMichael Chiang(マイケル・チャン)。前身のKitematic(カイトマティック)は2015年にDocker(ドッカー)が買収し、2人はDocker Desktop(ドッカー・デスクトップ)を開発。クラウド版は無料枠から月100ドル(約1万6,200円)で、tokenではなくGPU(ジーピーユー)使用時間で課金。取締役のPeter Fenton(ピーター・フェントン)は、inference cost(インファレンス・コスト、推論費用)の重い企業にはオープンモデルへ移る動機があると指摘。出典はTechCrunch(テッククランチ)、Business Wire(ビジネスワイヤ)。
3. Google(グーグル)が、AIで作られた広告に「AIで作られた」と表示する仕組みを世界で開始
2026年7月9日、Googleの広告・コマース公式ブログで発表。筆者は広告のプライバシーと安全を担当するVice President(ヴァイス・プレジデント)のKeerat Sharma(キーラット・シャルマ)。Google検索、YouTube(ユーチューブ)、Google Discover(グーグル・ディスカバー)の広告で、三点メニューまたは情報アイコンからMy Ad Center(マイ・アド・センター)を開くと、新項目「How this ad was made(この広告はどう作られたか)」が表示される。Googleの生成AI広告ツールで作った広告には自動で開示が付き、他社ツールの場合は広告主が自己申告する。TechCrunchは、Google自身が検証するわけではないと指摘。地域の法令次第では広告本体にもラベルが出る。Googleの生成AI出力にはSynthID(シンスID)という不可視の信号がすでに埋め込まれており、2023年からは選挙広告で合成・加工内容の開示を義務づけていた。誤解を招く広告の禁止方針は従来どおり。日本では2023年10月に景品表示法のステルスマーケティング規制が施行済み。EUではAI Act(エーアイ・アクト、EU AI法)の透明性義務が2026年8月から適用。JIAA(日本インタラクティブ広告協会)も生成AI広告の受容性を調査している。出典はGoogle公式ブログ、TechCrunch、Search Engine Land(サーチ・エンジン・ランド)。
※本文中のドル円換算は1ドル=162円(2026年7月10日時点)で計算しています。
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この配信で話されている内容は与太話です。誤認や思い込み、ハルシネーションが多々含まれますのでお気を付けください
パーソナリティ:YOSHIO