絶対正義はないラジオ · 2026年10月13日 · 17:15
南米が原産のサツマイモが、ヨーロッパ人の大航海時代よりも前にポリネシアで栽培されていたという歴史的な謎について解説しています。この作物は自然に海を渡ることが難しいため、ポリネシア人と南米の間で古代から人的な交流があったという説が支持されています。その根拠として、両地域の言語における名称の類似性や、考古学的および遺伝学的な調査結果が挙げられています。しかし、ポリネシアの航海者が南米へ赴いたのか、あるいは南米の人々が太平洋を渡ってきたのかという移動の方向性や具体的な経緯については、いまだに結論が出ていません。この問題は、ヨーロッパ人の進出以前から太平洋をまたぐ壮大な人間の移動や文化接触が存在していたことを示す重要な事例となっています。