内科医たけおの『心身健康ラジオ』 · 2026年9月20日 · 8:03
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■AI要約(誤字はご勘弁ください)
内科医たけお氏によるラジオ放送「認知症を正しく知り、共に生きる社会へ」の要約です。9月21日の「世界アルツハイマーデー」「認知症の日」に合わせ、認知症への理解と共生社会のあり方について解説されています。
1. 認知症の定義と主な原因疾患認知症とは、様々な原因によって脳の神経細胞が障害され、記憶・判断・言語・実行機能といった認知機能が低下し、日常生活や社会生活に支障をきたす状態を指します。「物忘れ(記憶障害)」のイメージが先行しがちですが、症状はそれだけに留まりません。
2. 現状と推計データ2022年の厚生労働省推計によると、65歳以上における有病状況は以下の通りです。
3. 「認知症観」の転換と共生社会国の「認知症施策推進基本計画」でも示されている通り、従来の「認知症になったら何もできなくなる・人生の終わり」という捉え方から、「本人の意思を尊重し、希望を持って自分らしく住み慣れた地域で暮らし続ける」という新しい認知症観への転換が進められています。医療・ケアにおける本人の意思決定支援も重視されています。
4. リスクを下げる生活習慣認知機能低下のリスクを下げる要因として、運動、バランスの良い食事、禁煙、節酒、生活習慣病の管理、難聴への早期対応、社会参加、うつ病など基礎疾患の適切な治療が挙げられます。
5. 早期発見の意義とアドバンス・ケア・プランニング(ACP)認知症に限らず早期発見・早期対応は周囲のサポート体制を早く整えるために不可欠です。また、病状の進行とともに意思決定能力が低下していくため、判断力が保たれている早期のうちに「どのような価値観で暮らしたいか」を話し合っておく人生会議(ACP)の取り組みが極めて重要となります。
6. 私たちにできること認知症を完全になくすことだけをゴールとするのではなく、高齢化に伴い一定数が発症する現実を受け止めた上で、以下の4点が大切です。
認知症になっても誰もが安心して暮らせる地域・社会づくりを、一人ひとりが意識していくことが呼びかけられています。