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Webコンサルタント中山陽平の「中小企業を強くするWebマーケティングラジオ」

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第607回:AIとSEOの話題でありがちな「トラフィック量」基準での比較の問題点について

Webコンサルタント中山陽平の「中小企業を強くするWebマーケティングラジオ」 · 2026年10月10日

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ラウンドナップWebコンサルティングの中山陽平です。

AI対策とSEOの話、どっちの優先度が高いのか

AI対策(LLMOやGEOと呼ばれる)とSEO(Search Engine Optimization:検索エンジン最適化)の話、どっちの優先度が高いのか、さらに言えばやる意義があるのかについては、SNSなどでも熱量の高い議論にもなりがちです。

これについては様々な観点もありますし、データで分からないことも多いため、簡単に決められることではないと考えています。

ただ、この切り方はちょっと気になっている

ただ、時々見る「どちらからサイトへ来る人が多いか」という観点での比較、具体的には

といったような、トラフィックベースで考えるのは、いろいろな麺で適切ではないと思っています。(そもそもアプリ経由が多いAIサイトのトラフィックを見てどうするんだというのもありますが)

トラフィックの大小は問題解決の総量とアラインしているのか?

本当に、Googleからの流入の方がずっと多い。それならSEOの勝ちで、AIはまだ気にしなくていいのでしょうか。私は、トラフィック量の大小だけで、購入や問い合わせへの貢献の優劣は決められないと考えています。

例えば分かりやすいところでは「AIで候補を絞ってから、Googleで検索してサイトへ来る人」もいます。と言うか今回のデータでもあげていますがかなり多い。

このアクセスは検索経由として記録されます。CVを生んだトラフィックは検索になります。

しかし、候補を選ぶ過程にはAIが関わっています。いわゆるマルチチャネルトラフィックです。

サイトへ来た経路と、来るまでに何が判断に影響したかは、分けて考える必要があるんですね。

AIが絡むと妙に熱量が上がる、特にSNS

実際これはWeb解析をしていれば常に考えることなのですが、AIが関わってくるとここが妙に捻じ曲げられて、いがち、と思います。悪く言えば「AIの価値を押し下げようとする」「”Googleを見ていればいい”というメッセージング」があると。

私自身はAIはChatGPT中心にずっとPROを使っていて、そして合わせて仕事としても個人としてもGoogleはAI Premiumプランを使いつつ、ということで、一応両方使っているつもりです。両方とも違う方向から、世の中の課題解決をするツールだと思っています。必要。

さておき、このあたりについてこんかいまとめたいなと。

ということで今回は、流入データと購入前の行動を見ながら、量だけの比較では何が抜け落ちるのかな?というところを考えてきます。

トラフィック量で分かること、分からないこと Ahrefsの調査で見るGoogleとChatGPT

最初はAhrefsの「AI vs Search Traffic Analysis」です。Ahrefsは私も昔から使っているSEO系のツールで、日本法人ができる前からお世話になっています。2026年9月のデータでは、サイトへの流入量は、依然としてGoogleがChatGPTを大きく上回っています。

Ahrefsの2026年9月データから抜粋 流入元・分類 掲載割合 Google 23.96% 検索サイト全体 26.82% AIアシスタント全体 0.43% ChatGPT 0.34%

GoogleとChatGPTを比べると約70倍です。検索サイト全体に占めるGoogleの割合も約9割。検索、とりわけGoogleからの流入が大きいことは確かです。ただ、流入量の差を、そのままSEOとAIの価値の差として読むことはできません。この数字が示すのは、サイトへ来たときの経路だからです。

この調査の分析対象は115,254サイトです。ただし、検索サイトなどの参照元による分類と、Directなどのチャネル分類が重なっています。掲載された分類は、合計すれば100%になる内訳ではありません。ここでは、掲載条件のそろったGoogleとChatGPTの規模感を見ています。

参照:Ahrefs「AI vs Search Traffic Analysis」

2025年6月から2026年9月までの推移も掲載されています。ただし、月次推移の対象は固定した74,752サイトで、先ほどの分析対象全体とは異なります。

ある月の全体値と、固定した対象の推移を混ぜずに読む必要があります。検索の割合が下がったとしても、その分がそのままAIへ移ったとまでは言えません。

GA4で見えるAI経由の範囲

ここで気を付けたいのが、どこまでをAI経由として数えるかです。

GA4(には、2026年5月にAI Assistantというチャネルが加わりました。一方、GoogleのAI OverviewsやAI Modeからのクリックは、GA4ではOrganic Searchに含まれます。AIが関わったアクセスのすべてが、AI Assistantに入るわけではありません。

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エピソード: Webコンサルタント中山陽平の「中小企業を強くするWebマーケティングラジオ」

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